「気をやる姿を旦那にたっぷりと見せてやれよ」
貴子は自分の身体が信じられなかった。
愛する夫の前で暴漢たちに犯されているというのに
腰が自然にうねり、美肉は快感を訴えるように
恥毛を濡らしながら淫蜜を吐き出しているのだ。
ウブな若妻が倒錯状況下で知った禁断の愉悦!
たかこ(24歳)人妻
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「ひィ……だめ、取って、お願い……こんなの……」
「こんなの、なんだって?」
「こんなの……」
「こんなの、はじめてかい?」
「え、ええ、は、はじめて……ああ、だめ、動かないで!」
男がわずかに腰を揺さぶったのだ。ズシンという衝撃が肉棒を伝わって身体の中に送りこまれてきた。貴子は髪を振り乱した。しかし、男はゆっくりと動きはじめた。
「だめ……いや……そんなの……ああ、すごい!」
「すごいかい? 気持ちいいかい? 旦那とどっちが気持ちいい? 正直に言ってみな」
「そんな……い、言えません!」
「言わないと、こうだぞ!」
突然、ズンッと強く送りこまれた。
「はうッ!」
衝撃が走り、息がとまった。
「や、やめて、お願い……変になっちゃう……」
「じゃあ、正直にいいな。旦那とおれと、どっちが気持ちいいんだ」
「あ、あなた……です……あなたのほうが……」
「おれのほうがずっと気持ちいいってか?」
「あなたのほうが……ずっと気持ちいいの……ああ、祐介さん、ごめんなさい!」
「おい、旦那さん、聞いたかい?」
男が得意そうな口調で、祐介に話しかけた。
「あんたよりおれのほうがずっと気持ちいいんだってさ。あんた、こんないい女を女房に持っていて、いったいどんな夫婦生活してたんだ? バチ当たりもいいところだぜ。ほら、女ってのはこうやって悦ばしてやるもんだ」
男の動きが、大きく深くなった。けっして性急ではない。ゆっくりゆっくりと動いている。グウッと引き抜かれたかと思うと、ズンッと奥まで突きこまれた。
そのひとつひとつの動きに従って、貴子はグイグイと追いつめられていった。
「どうだい、奥さん? おれのは気持ちいいかい?」
「いいわ! どうしてなの?」
「天国に行きそうかい?」
「ええ、どこかに行ってしまうわ」
「旦那と別れて、おれと毎日これをやってすごすってのはどうだい? 毎日やってやるぜ」
「ああ、そんな……」
「毎日やってほしいだろう? 朝から晩までやってもらいたくねえかい?」
「ほしい……」
「ほらほら、こんなふうに気持ちよくさせてやるぜ」
「ああ、もっと……お願い、もっと突いて!」
とうとう貴子は、はしたない言葉を口走ってしまった。
祐介に聞かれても、もうどうでもいいと思った。いまはただ、とめどなく上昇していく性感をどうにかしてほしかった。ケリをつけてほしかった。早くあのめくるめくようなエクスタシーが欲しかった。
「突いて! 突いて!」