本販売日:1994/11/23
電子版配信日:2010/07/16
本定価:535円(税込)
電子版定価:660円(税込)
ISBN:978-4-8296-0588-2
「やめてください! 学校で教師同士がなんてことを……」
放課後の教室、狼に豹変した美術教師が夕子に迫る。
大きな一物を握らされ、擦らされ、咥えさせられる。
23歳の裸身が剥かれ、撫でられ、揉まれる。
処女と見紛う割れ目がくつろげられ、舐められ、貫かれる。
新任女教師を蝕む時間割は、こうして幕を開けた……。
ゆうこ(23歳)女教師
りか 婚約者
本編の一部を立読み
秀人が意地悪く、動きをピタリと止めた。快感がストップしてしまったもどかしさのあまり、夕子はなかば無意識に腰を動かしていた。
「へ、すけべえな女だぜ。自分から腰を使ってやがる。ほら、言わねえと、いつまでもおあずけだぜ」
「い、言うわ……あ、あたしは……バックからされるのが……好き」
「ようし、褒美をやるぜ」
秀人がガンガンとピストン運動をはじめた。
「あ、グ……だ、だめ! いっちゃう!」
「いけよ、先生」
「いくわ! ああっ、いきそう!……あ、だめ!」
夕子は自分の腕に口を押しつけ、声を出さないようにした。白い柔らかな裸身がとめどなく痙攣しはじめた。
「おれもいかせてもらうぜ!」
秀人が叫んだ。
性感が爆発し、快感の波に全身をさらわれ、何もわからなくなった。
しばらくたって秀人が引き抜くのがわかった。
「あ、だめ……」
引き抜かれるとき、たゆたっていた絶頂感にさざなみが立ち、夕子は声をもらした。同時に、おびただしい熱いスペルマが脚を伝わって流れだすのがわかった。ふたり分だ。しかも若くて、たっぷりした分量なのだろう。
「純一、もういっぺんやってやれよ」
秀人が夕子から体を離しながら、純一をそそのかしているのが聞こえた。全身から力が抜けてしまっている夕子は、声を出せない。身体を起こすこともできない。
腰を抱えあげられた。そして、ふたたび純一だ。純一が、今度は秀人と同じ体位で、後ろから夕子を犯そうとしているのだ。
死んじゃう……。
夕子はクラクラする意識のなかでそう思ったが、抵抗もできない。
純一が覆いかぶさってきた。そのまま後ろから突きこまれた。身体がなじんだのか、衝撃的な刺激はなかった。そのかわり、まだ去っていない絶頂感が火花を散らしたように感じた。
「いやあっ! お願い、もうやめて……死んじゃう……」
腕はもう上体を支えることなどできなくて、ベッタリと床に伏せたままだ。抱えあげられた腰だけが高くなっている。
純一は夕子の訴えを無視して、いきなりがむしゃらな動きを再開した。
「ああ、いや……また感じちゃう!」
余韻を強く引いていた絶頂感が、ふたたび踵をかえして衝きあげてきた。
「いやっ、感じすぎちゃう……あ、すごい! すごい……だめ、あたし……あうっ! だめえ! また!」
夕子の声が、コンクリートでできた壁にはねかえって、狭い浄化槽室に響いた。