羞姦!

美人社長秘書・響子

著者: 香川潤

本販売日:1995/12/23

電子版配信日:2010/05/14

本定価:535円(税込)

電子版定価:660円(税込)

ISBN:978-4-8296-0665-0

私は社長秘書よ! 娼婦じゃないわ!……
心で叫んでも、裸身を這う粘着質な舌と指は堪らない。
目隠しされているので相手はわからない。
けれども重要な取引先の男だと想像がつく。
傍では社長が見物している。見られながらの肉接待!
究極の羞恥行為に心と身体が溺れゆく、響子の哀しき性。

登場人物

きょうこ 秘書

けいこ(35歳)OL

本編の一部を立読み

小杉の指が、胸の突起に触れた。
電流のような刺激がほとばしり、響子は思わず身体を震わせた。
「僕の指を感じてごらん。わかるかい?」
乳首を指先でつままれた。軽く揉みほぐすように動いた。
「あっ……」
チリチリした性感が乳首から放射状に走った。
小杉の手は、さらに胸のふくらみ全体を包みこむようにすくいあげてきた。
「ああ……」
「気持ちいいかい?」
「ええ……」
「不安なことなどないだろう?」
「はい……」
「僕の手をもっとよく感じてごらん」
小杉の手が動きまわりはじめた。響子の身体のあちこちに、そっと触れてくる。目隠しされているぶん、触覚が敏感になっているみたいだった。全身の感覚が肌の表面に集中している。小杉の指で触られている部分に、全感覚が集中するのだ。
響子の敏感な場所は、小杉にすべて知られてしまっていた。胸、脇腹、首すじ、肩、腰、そして尻……。指がそういった場所を、掃くように動いた。
目隠しさせていることもあって、やがて響子は身体をまっすぐに保っていられなくなってしまった。身体がグラグラと揺れてしまうのだ。
「横になって」
響子はベッドの上であお向けに横たわった。
小杉の両手が彼女の全身をまさぐってくる。骨盤の両端、太腿の外側、ふくらはぎ、土踏まず、膝、そして太腿の内側を這い昇ってくる。
「ああん……」
性感帯を丹念にまさぐられ、響子は甘い声をもらしてしまう。感じるにつれ、自分の声がまるで子どものようになってしまうことを、彼女は自覚していた。だけど、どうすることもできないのだ。
「いや……ん……あ……いや……」
小杉の指が敏感な部分に触れるたび、響子は身体のあちこちをピクつかせては、子どもっぽい声をあげてしまう。
太腿の内側を撫であげるようにしていた小杉の指が、脚の間の粘膜を外側から挟みこむようにしてきた。
「あ、だめ……」
中心部の近くを刺激され、響子は性感が急激に高まるのを感じた。
小杉の吐息が、恥丘の草むらにかかった。

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