女医・亜希子

著者: 加瀬豪

本販売日:1995/01/23

本定価:535円(税込)

ISBN:978-4-8296-0601-8

シチュエーション

「智史、私はお母さんなのよ! もうやめて!」

夜の診察室で繰りひろげられるレイプ!

実の息子が熱化した肉の塊りを何度も叩きこむうち、

牝の本能を呼び起こす激しい愉悦の波、波、波……

美しく豊潤な女医・亜希子の躰が芯から狂いだすと、

それはレイプではなく、背徳の肉交へと変わった。

登場人物

あきこ(36歳)女医

ひろこ(25歳)看護婦

くみ(18歳)看護婦

本編の一部を立読み

「恥ずかしがることはないだろ。いつか俺も医者になるんだ。産婦人科の専門医がいいな。だからさぁ、ちょっと早目に実習しておくのも悪くないんじゃない」

器具を並べた棚などを物色しながら、智史は饒舌になっていた。何か下心があるにではないか?……警戒心が湧いた。智史のシナリオは精液を採取するところで終わっていた。だから、このあとどんな展開をするのか予測ができなかった。

ぐずぐずしていても時間がたつばかりだ。誰かが部屋の灯りに気づかないとも限らない。乾きはじめたのか、股間がゴワゴワして、気持悪かった。かといって、智史を追いだす力もない。

亜希子はスカートを脱いで診察台にあがった。

「あっ、そんなとこ!」

洗浄だけなのに、智史は手術の時のように両脚を固定しようとしていた。亜希子のかすかな抵抗など意にも介さず、手慣れた様子で作業を進めた。

「昔っから、診察室は遊び場だったから。産婦人科の患者の時だけは追いだされたけど目かくしされると、よけい見たくなるもんね」

生温かい洗浄液が、股間に注がれた。ゴワゴワした触感がなくなった。無遠慮に肉棒が押しひらかれ、細い管が挿入された。膣内に液があふれて膣口から絶え間なく流れ落ちた。それにしても智史は必要以上に指を動かしすぎる……

「どう」

「ええ……」

自分の声が、かすれて聞こえた。いけない。智史の指の動きを頭のなかから追いだそうとした。キュッと口もとを引きしめ、天井に目を向けた。シミが浮きでていた。、眼球は、その二つのシミの間を、左から右へと往復した。

智史は、股間から顔を上げ、亜希子のそんな様子をじっと観察していた。洗浄液がストップされ、指の動きが速くなった。

亜希子は無意識に首を振った。

「して欲しくないのか?」

「満足にやらせてもらえなかったじゃない」

そう言って半ば躰を起こしかけた時、智史の指が膣内に挿入された。もう一方の手で、お腹の上からギュッと押す。

「こうするんだろ、内診の時は」

爪の跡がつくほど強く押しつけているに違いない。柔らかい肉を隔てて、膣の中とお腹の上から強い圧迫感を受けた亜希子は、猛烈な痛みを感じた。その激痛のため、声も出せず、肩で激しく息をしたまま、ようやくこらえた。

股間に硬いものが当てられた。やっぱりと思う。が、それは予想に反して、金属的な堅さだった。ぐいぐい押しこまれてくる。

「へぇー、ヒクヒク動いてら」

智史が感心したような声をあげた。亜希子の中に挿入したのは膣内をのぞいて見る器具であった。

「キラキラ光ってて、綺麗だ」

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