人妻凌辱調書

著者: 結城彩雨

本販売日:1996/02/23

本定価:535円(税込)

ISBN:978-4-8296-0678-0

冷たい巻尺の感触が双臀を襲い、指が秘裂に喰いこむ!

アヌスの直径、花弁の大きさ、秘洞の奥行き……。

男たちの淫虐かつ執拗な屈辱の美肉測定がつづき、

ついに人妻・恵美子の調書は完成へと近づいていく。

だがこれは、本当の屈辱に至る幕開けにすぎなかった。

肛虐の鬼才・結城彩雨が女の羞恥を強烈に剥きあげる!

登場人物

えみこ(26歳)人妻

ようこ(27歳)人妻

なつこ(26歳)人妻

本編の一部を立読み

清次は、恵美子のアヌスを指頭で嬲りながら、すぼまろうとする括約筋の抵抗を麻痺させようとして愛撫する。女のアヌスに最も興味を示すだけあって清次は手馴れた手管で、いたぶりを続ける。時には、指頭で恵美子のアヌスをゆるやかに揉んだり、時には、指頭でトントンと軽くたたくようにしたり、また、急に指をアヌスへネジこむようにしたりといった具合である。そして、もう一方の手でアヌスの周辺をこすったり、括約筋のひだをめくるようにしたりする。

「ウッ、そ、そんな……」

恵美子は清次の手管に舌っ足らずの悲鳴をあげる。

「奥さん、ずいぶん敏感じゃねえか。もう感じてんのか」

清次は、火のような顔を弱々しく左右へゆさぶり、沁み入るようにすすり泣きをもらす恵美子を、有頂天になってみつめながら、指先をグィと恵美子のアヌスへ押しこむと、そのつけ根までも入れてしまう。もはや綿のような柔らかさを見せていた恵美子のアヌスは、何の抵抗もなくそれを受け入れてゆく。

「ずいぶんやわらかいぜ、バツグンの肛門よ」

清次が根元まで押しこんだ指で、まるで恵美子のアヌスをかきまぜるように動かしても、恵美子はなよなよと体を揺らめかし、柔媚な悩ましさを体中からあふれさせるのだった。

恵美子のアヌスを充分に味わった清次は、

「奥さん、もう浣腸を受けられるぜ」

とニンマリする。その声に雲の上にいるような夢心地にあった恵美子は、急に現実へ引きもどされた。

「あー、もう充分ですわ、お願い……浣腸を……」

恵美子は、あえぎあえぎ口にするのだ。

「へへへ、かわいいことを言ってくれるぜ」

清次の顔に残酷な笑いがひろがった。

百CCの目盛り一杯にグリセリン液を吸い上げた浣腸器が、清次の手の中で光っている。

「奥さん、おれは浣腸された奥さんの泣き顔が見てえんだ。それにその体がどうなるのかも知りれえな……」

もう清次は、恵美子の双臀にとりつかれたようだ。

恵美子は責められる箇所が肛門だからか、犯される時よりも強烈な羞恥に襲われ、真っ赤に火照った顔から首をゆるやかにふりながら、いや、いやと断続的に悲鳴を上げながら泣き始めるのだった。

「奥さんよ、亭主の前で責められたくなかったら、もっと気分を出さねえか」

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