単身赴任の夫に会うため、機上の女となった人妻。
暗い客席で江美子を襲ったのは恐怖の機内レイプ!
凌辱鬼の肉の凶器が、朱唇を、秘唇を、抉り嬲る!
嘘でしょ、こんなところで犯されるなんて……
しかし長い空閨は江美子から抗う力を奪い取り、
秘めた部分には歓びの雫さえ滴らせ始めていた……
えみこ 人妻
ひろこ 未亡人
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「思った通り、いい体してるぜ。ムチムチ匂うようだぜ」
ムッチリと脂の乗った太腿の付け根に、妖しいまでに黒々と光る繊毛が石黒の目をくぎづけにする。
「石黒、いつまでものぞいてないで早いとこ犯っちまえよ。スチュワーデスの見まわりまで後三十分だぜ」
江美子の両手を頭上でおさえつけている川辺が、ニヤニヤと笑って後ろからのぞきこみながら言った。
しなやかな肉体をくねらせて必死に抵抗する江美子の動きが、ひさしぶりに手ごたえを感じさせ、石黒は欲情をそそられた。
「こいつは相当なジャジャ馬だ。ひさしぶりに犯りがいのある女にでくわしたぜ」
「う、ううッ……うッ」
石黒の手が、江美子の片脚を腰の下からはずし、上へ持ち上げ肩にかかえるようにすると、江美子は狂ったように体をゆさぶりだした。
(いや、犯されるッ……助けて、助けて)
ガクン、ガクンと体がのけぞる。
すかさず、もう一方の脚も上へかつぐようにすると、石黒は一気に江美子に押し入ってきた。
前戯も愛撫もない。
「く、くうッ……う、いいッ」
江美子は、ひときわ大きなうめき声をあげたかと思うと、太腿から双臀にかけてキュッとひきつった。
(あなた、許してッ、あなた……)
愛する夫の顔が脳裏をよぎった。愛する夫のことだけを考えて、この二年間、浮気ひとつせずにがんばってきた江美子である。それが、愛する夫との再会を目前にして……。
石黒は、そんな江美子の感情を嗅ぎ取りつつ、いっそう、残忍にグイグイと突き上げた。両腕を太腿にからませながら、江美子の乳房に手を這わせ、荒々しく揉みしだきにかかる。
二つ折りにされた肢体が、ビクッとはね上がり、石黒の肩にかつぎ上げられた両脚が、むなしくゆれる。
「い、いいッ……」
(あなた助けて。こんな……いや、いやよ)
グイグイと乱暴に突き上げてくる石黒の動きに、官能のうずきが芽生えるのを感じて、江美子は狼狽した。
夫には、二年も会っていない。その二年間の空白を埋めるかのように、肉体が心とは裏腹に反応してしまう。
(こ、こん、こんな事って……いやいやッ)
急激に、江美子の抵抗が弱まってゆく。