本販売日:2002/10/23
電子版配信日:2008/10/03
本定価:576円(税込)
電子版定価:660円(税込)
ISBN:978-4-8296-1143-2
部下の手で全裸に剥かれ、四肢を緊縛された美人課長。
露呈された秘苑、過敏な肉芽を舐めまわされると、
美也子は泣きながら腰を揺さぶり、絶頂の余韻に浸る。
外勤中の、一瞬の過ちが招いた許されない蜜戯――
にもかかわらず、激しい羞恥と屈辱の中で知った快感が。
麗しき熟妻はMの魔味に惑わされ、部下と契りを……。
みやこ(32歳)課長
そのこ(32歳)人妻
としえ(34歳)人妻
まさこ(34歳)未亡人
みさこ(25歳)人妻
本編の一部を立読み
美也子は戸惑っていた。これ以上ない恥ずかしい格好を強いられて、初めのうちは羞恥の炎に炙りたてられていたが、しだいにそれが羞恥の炎なのか快感のそれなのかわからなくなって、いままでに経験したことのない狂おしさに襲われてきたからだった。
「おおッ、すげえな。課長て意外にマゾッ気があるんじゃないの。こんな恥ずかしいとこ見られてるのに興奮しちゃって、ますます感じちゃってるじゃないよ」
神崎が驚いたような声でいった。
「そうなんだろ? オマ×コの口をヒクヒクさせてお汁をあふれさせちゃってるし、ハァハァ息なんか乱しちゃって。ほら、もうどうにかしてほしくてたまんないんだろ?」
神崎の指が恥ずかしい唇をなぞる。美也子の口から昂った喘ぎ声が洩れ、ひとりでに腰がヒクつく。
なにもかも神崎にいわれたとおりだった。美也子はもうどうにかしてほしくてたまらなくなっていた。泣きたくなるほど躯が――というより膣が疼いていた。
「どっちがいい? オマ×コを指で弄られるのと舐められるの。いってみな」
「ああッ、指で……」
美也子はたまりかねていった。その直前、辱しめられながらそんなはしたないことを求める自分に、カッと全身が熱くなるような、羞恥か興奮かわからない感覚に襲われて。
「じゃあリクエストに応えてといいたいとこだけど、それじゃあおもしろくないから舐めてあげるよ」
笑いを含んだような声でいうなり神崎は美也子の秘苑に口をつけてきた。ヌメッとした感触に美也子はうろたえた。シャワーも浴びていない秘苑を舐められるのはいやだった。
「だめッ。いけないわッ。汚い……あッ、ああッ、ああン……」
あわてて腰を揺さぶって拒もうとしたが、神崎の舌でクリトリスをこねられると鋭い快感をかきたてられてどうしようもなくなった。
神崎は猫がミルクを舐めるような音を響かせて過敏な肉芽を舐めまわす。恥ずかしい匂いがしているかもしれない秘苑に口をつけてそうされていることも、そのいやらしい音も、もはや美也子にとっては強烈な刺戟でしかなくなって、そのぶん快感をかきたてられた。
一年近くセックスレスに耐えてきた熟れた女体はたちまちめくるめくオルガスムスの波に呑み込まれ、美也子は泣きながら絶頂を訴えて腰を揺さぶった。
「ヘエ~、そんなによかったの? マジに涙なんか流しちゃってるじゃないよ」
神崎が驚いたようすでいった。美也子は絶頂の余韻に浸りきっていた。
「よほど欲求不満が溜まってたんだな。まだ躯がヒクついてるよ」
いいながら神崎は指で膣口をこねて、クチュクチュと生々しい恥ずかしい音を響かせる。