凌襲(上) 悪魔の招待状

著者: 結城彩雨

本販売日:1994/02/10

本定価:912円(税込)

ISBN:978-4-8296-3103-4

これほどハードなレイプが、調教が、かつてあっただろうか。女にとってまさに肉地獄。排泄器官としか考えなかった肛肉が引き裂かれ、悪魔の申し子の如き冷二の指で、舌で、肉塊で、犯されつくす。生贄となったのは女教師・悠子、兄嫁・佐知子、スチュワーデス・由美子。アヌスへの異常なる執念で冷二は美しき熟女たちの可憐なアヌスを次々と貪っていく。

登場人物

ゆうこ(25歳)女教師

さちこ 兄嫁

ゆみこ(24歳)キャビンアテンダント

なつこ(30歳)人妻

本編の一部を立読み

「すごいな、さすがに人妻は」

冷二はニヤニヤと覗きこんだ。

「ああ……」

汗にぬめ光る乳房や腹部をあえがせつつ、佐知子はうつろに目を開いて冷二を見た。その目に冷二が何やら取りだして、ゴソゴソやっているのが見えた。冷二の手にガラスが鈍く光っている。

「もう、許して……」

「まだこれからだぜ。いろいろ尻の穴に入れてやると言っただろう」

「ああ、何をしようというの!?」

「浣腸だよ、義姉さん」

冷二はガラス製の浣腸器にキュウーと薬液を吸いあげて、佐知子に見せた。

「…………」

佐知子はすぐにはわからなかった。

「わからないのか。こいつでグリセリン液を義姉さんの尻の穴に入れるのさ」

「そ、そんな……」

「腹のなかまで綺麗にして、俺のものになるんだ」

冷二はグリセリン液を五百CCたっぷりと充満させると、嘴管の先端からピュッと少しほとばしらせてみせた。

「ひいっ……」

佐知子の総身が驚愕と恐怖に凍った。

「いや、いやよ……そんなこと、絶対にいやっ!」

泣きながら叫んだ。だが両手首と両足首をそれぞれ鴨居から吊られている身では、逃れる術はない。浣腸で女を責めるなど、冷二は狂っているとしか思えなかった。

「どうして、そんなひどいことまで、しなければならないの!……ああ、いやっ!」

「浣腸して義姉さんの身体がどうなるか見たいのさ。どんなふうにウンチをするか、楽しみだぜ」

「…………」

冷二はおぞましい排泄行為まで見る気でいる。佐知子はあまりの恐ろしさに唇を震わせ、絶句した。

「ウンチをするところまで見せりゃ、俺に抱かれたくなるだろうぜ」

冷二はあざ笑って、ゆっくりと嘴管の先端を佐知子の肛門にあてがった。

「ああっ」

佐知子は息をつめた。指とは違う硬質な感触が、肛門の粘膜を縫って貫いてくる。

「いや、いやあ!……そんなこと」

佐知子は宙に吊られた裸身を激しくのけぞらせて悲鳴をあげた。

だが佐知子の抗いも、かえって冷二の嗜虐の欲情をあおりたて、喜ばせるばかりだった。

「これだから浣腸ってのはこたえられねえぜ。入れるぜ、義姉さん」

「いやあっ! かんにんして!」

佐知子は泣き声を振り絞った。徹底的におもちゃにされる恐怖が佐知子を覆った。

「冷二さん、あなたに抱かれます。ですから、そんな恐ろしいことだけは……」

浣腸から逃れたい一心で、佐知子は叫んでいた。

「わかってねえんだな、義姉さん。俺に抱かれるためにも浣腸が必要なんだよ」

「…………」

「俺が欲しいのは義姉さんのバージンさ。兄貴も触ったことのねえこの尻の穴に、ぶちこみてえんだ」

そう言うなり、冷二はゆっくりとシリンダーを押しはじめた。

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