凌辱淫魔地獄(下) 肛辱の黒い罠

著者: 結城彩雨

本販売日:1994/07/10

本定価:912円(税込)

ISBN:978-4-8296-3109-6

シチュエーション

素っ裸に剥きあげられた白い媚肉を彩る黒い縄。玲子は人妻交姦ショーのモデルを強制されている。緊縛された裸身が浣虐に狂悶し、したたる色香は会場の淫らな熱気を高める一方だ。淫魔たちの想像を絶する肉の試練の果て、肛悦に身を灼くアヌス奴隷に堕ちた玲子。肉市場の極上の牝贄として競りの舞台に上げられた人妻に、身も凍る結末が!

登場人物

れいこ(27歳)人妻

本編の一部を立読み

「では、さっそくオークションに入りたいと思います。これまでごらんに入れたように、この人妻は極上の一級品ですので、その点を考慮されてふさわしい値をつけてくださるよう、お願いいたします」

鮫島は声高に競りの開始を宣言した。

竜也は玲子の両手を再び天井へ高く吊りあげた。競り台がゆっくり回転して、両脚を無残に割り開かれている玲子の裸身を、今一度あますところなく観衆の眼にさらした。

「五百万ッ」

いきなり声が飛んだ。五百万からはじまるなど、これまで一度もなかった。

「五百五十万」

「それじゃわしは六百万」

「六百五十万だ」

玲子は固く両眼を閉じて、グラグラと頭をふっている。競り値のかけ声がするどく玲子に突き刺さって、そのたびにビクッと裸身がふるえた。玲子は総身が凍って、生きた心地もなかった。競り売られるということを、骨身に感じ取った。

「八百五十万だ」

「九百万ッ」

「一千万ッ、ノー、千百万ダ」

競り値はとどまるところを知らない。とくに石油王らしいアラビア人は、その財力にものを言わせて値を吊りあげ、一千万円の大台にのせた。

だが、関西最大の暴力団や黒人バイヤーも負けてはいない。

「その人妻やったら、いくらでも稼げる。一千万じゃ安いもんや。よし、一千二百万やッ」

「ソレデハ、私ハ一千三百万出ス。ドウシテモ、アノ日本ノ女ガホシイ」

ドッとどよめきが起こった。どこまで値が吊りあがるか、見当もつかない。

自分のからだをどうしてそんなにも男たちは手に入れようとするのか、玲子には理解できない。

「ああ……」

玲子のからだがブルブルとふるえ、そのふるえがとまらない。

それは競られているという恐ろしさと屈辱のせいばかりではなかった。もう耐える限界を越えた尿意が、玲子のからだをむしばみ、ふるえを誘う。

「あ……あ、あ、鮫島さんッ……」

玲子の声が切迫した。

「フフフ、どうした、奥さん」

「……もう我慢ができないんです……ああ、お願い、おトイレに……」

尿意の訴えを聞くと、鮫島はクククッと笑った。玲子がそう言うのを、ずっと待っていたのだ。

「皆さん、競りの途中ではありますが、この人妻が尿意を訴えており、ここでとくに人妻放尿ショウをごらんに入れたいと思います。皆さんはとても幸運ですね」

鮫島は、うれしそうに笑った。ドッと座がわいた。竜也が洗面器を取りだして、玲子の両脚の間に置いた。

「ああ……」

玲子は泣きながらうめいた。からだじゅうにあぶら汗が噴きでて、かたときもじっとしていられないように腰がふるえる。

はじめからこうするつもりでトイレに行くことをゆるされなかったのだとわかっても、玲子は反発を感じる余裕さえ失っていた。

「あ……も、もう……」

「お聞きの通り、人妻はもうおしっこが出ちゃうというわけでして」

「い、いや……あ、あ……」

玲子は泣きながら腰をよじった。その美貌はひきつり、総身は汗にまみれて総毛立ち、それがこのうえなく男たちの眼を楽しませる。

「こりゃ、思わぬ眼の保養ができるねえ、フフフ」

「放尿ショウで競り値をもっと吊りあげようというんだろうが、こればかりは見逃せないぞ」

「ほれ、小便をしてみせろ」

と男たちは声をあげ、上体をのりだす。

男たちの声にこたえるように、竜也はうしろから玲子の腰を抱くようにして、媚肉の合わせ目を左右からつまんで開いた。尿道口をはっきりと男たちの眼にさらす。

「ああ……も、もう、駄目……」

かけくだる尿意は、玲子の失神しかかった意識を灼き、耐えうる限界を越えた。

「……見ないで……あ、あ……」

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