なぜこんなことになってしまったの……。瑶子は思いかえす。幸せな若妻だった自分はもういない。淫魔にさらわれ、女体の限界に挑むかのような過酷な調教を施されたあの日から、私は性奴へ堕ちた。巨大な浣腸に、女を知りつくした責めに、排泄を見られた恥辱に、哀しくも蜜は溢れ、女体はあらゆる苛み悦んでしまう。そして今、もう一人の奴隷・夏木貴子とともに客の前で媚肉を晒し、浣腸をせがまされる人妻・山口瑶子。女である限り決して逃れられない悦獄に、絶望の嬌声が轟く……。
ようこ 人妻
たかこ(20歳)女子大生
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元木は、老人に見せつけつつ、瑶子の媚肉に少し分け入らせた逞しい肉棒に、さらに力を加えた。
「あ、いやッ……いやあッ……」
瑶子が悲鳴をあげるのもかまわず、ヒクヒクと蠢く柔肉を巻きこむようにして、ジワリと肉棒を入れていく。
「いやあッ……ああ、あなた、あなたッ、助けてッ……ああッ、許してッ」
「あなたか。フフフ、気持ちいいくせに」
「ああッ、あなたッ……ひッ、ひいッ……」
その瞬間、瑶子は悲痛な声で夫の名を叫んだが、ひいーッという悲鳴に呑みこまれた。汗まみれの裸身を揉み絞るようにして宙にのけぞり、玉の汗を飛ばして黒髪を振りたて、吊りあげられた両脚をうねらせる。
「亭主を呼んだって、オマ×コのほうはうれしそうに咥えていくじゃねえか、奥さん。ヒクヒク絡みついてくるぜ」
元木はできるだけ深く貫きつつ瑶子の美貌を覗きこんでからかったが、それも瑶子には聞こえない。肉棒の尖端が子宮口に届き、ズンと突きあげられて、瑶子はひいーッと今にも気がいかんばかりにのけぞり、白眼を剥いた。
「しっかりつながっちまったぜ、奥さん。俺のが深く入ってんだろ。フフフ、どうだ、気分は」
「いや……ああッ……うむ、ううむ……」
狂ったようにかぶりを振りながらも、瑶子は身体の芯がひきつるように収縮を繰りかえしはじめるのをどうしようもなかった。まだ元木は動きだしていないのに、肉がひとりでに押し入っているものを貪る動きを見せてしまう。
(ああ、こんな……あなた、こんなことって……いや、いやよ)
いくら胸の内で叫んでも、少しでも肉棒に突きあげられると、瑶子はあられもない声を放って腰をうねらせた。どんなにおぞましいと思っても、人妻の熟れた肉が勝手に反応してしまうのだ。ブルブルと瑶子の身体の震えがとまらなくなった。
「そんなにいいのか、奥さん。クイクイ締めつけてきやがって、身体は正直だな」
「ああ、いや……もう、許して……」
「まだこれからだぜ、奥さん。もっとよくしてやるからな。フフフ」
元木は両手を瑶子の双臀へまわしてさらに深く抱きこみ、できるだけ深くつながった。
寺島が瑶子の両脚を吊った足首の縄を解く。ダラリと瑶子の両脚が垂れさがり、元木がだっこする格好に瑶子の身体を抱き支えた。
「あ……ううむ……」
自分の身体の重みで、さらに深く子宮のなかまで貫かれ、突きあげられて、瑶子はぐぐっとのけぞった。瑶子の身体は肉奥を下から垂直に貫いた肉棒と、双臀を抱く元木の両手とだけで宙に支えられた。
「ああッ……あ、あむ……」
思わず瑶子の両脚が元木の引き締まった腰に絡みついた。後ろ手縛りの両手も、今にも元木にしがみつきそうに、縄をほどこうともがいた。
「たいした反応じゃねえか。犯されてるってのに、さすがに人妻だな。フフフ」
寺島はあざ笑って、瑶子の後ろへしゃがみこむと結合部を覗きこんだ。
老人と金井もニヤニヤと覗きこむ。
ドス黒い元木の肉棒は黒人みたいな逞しさだ。瑶子の柔肉はいっぱいに押しひろげられてきしむようで、そのくせしとどに濡れそぼって、ジクジクと蜜を溢れさせていた。
「ヒヒ、いい眺めじゃ」