人妻初美・肛虐の旅路
本販売日:2001/12/10
電子版配信日:2008/11/07
本定価:1,100円(税込)
電子版定価:1,320円(税込)
ISBN:978-4-8296-3168-3
エネマレディ――それは双臀麗しき奴隷妻に捧げられる最高の称号。幼い娘の目の前で、毒液を注がれ美貌を紅潮させる川野初美こそそう呼ぶに相応しい。三人の肛虐鬼に狙われ、27歳の人妻が味わう屈辱の旅路。公園での浣腸デビュー、遊園地での肛虐遊戯、リゾート海岸での露出ショウ。挙げ句には三匹のアジトに連れこまれ肛の輪姦を強制される。嬲れば嬲るほど輝く美貌、穢せば穢すほど艶かしい秘肛。哀妻を描ききった大長編。
はつみ(27歳)人妻
本編の一部を立読み
由美を抱こうとしゃがもうとした初美は、思わず悲鳴をあげかけて、あわてて唇を噛みしめた。しゃがもうとすると、肛門の捻じり棒と媚肉の張型が、グッと深く食いこんでくる。
それでなくても張型はすでに子宮を押しあげんばかりで、捻じり棒も肛門を引き裂かんばかりに深く入れられている。上体を由美のほうへ傾けても同じように食いこんでくる。
あまりのみじめさに、初美はわあっと泣きだしそうになる。それを必死にこらえて、初美は子供を抱きあげた。そのまま海のなかへ入る。一刻も早く露わな下半身を、隠したかった。
なにも知らない由美は、キャッキャッ言いながら初美の腕のなかではしゃいでいる。
「フフフ、オマ×コと尻の穴に太いのを咥えこんでても、やっぱり母親だな、奥さん」
口ひげのストーカーがせせら笑った。
由美を抱いた初美は、これまでとはちがった色気があり、もっと責め嬲って狂わせたい嗜虐の衝動にかられる。男は初美の剥き出しの白い尻肉にしゃぶりつきたい欲情を抑えながら、ゾクゾクと胴ぶるいした。
初美が腰まで海に入ると、男の手が水面下で初美の双臀にのびた。ムチッと張った肉づきを味わうように、ゆっくりと初美の双臀を撫でまわす。
「どうだ、奥さん、尻の穴は。太いのを咥えこんで気持ちいいか」
「か、かんにんして……由美が……」
「フフフ、オマ×コにも太いのを咥えてるんで、尻の穴が余計に気持ちいいだろうが」
男の指が初美の臀丘に食いこんだ水着の紐をなぞるようにすべりおりた。
指先が初美の肛門の捻じり棒をさぐり当てると、捻じり棒でグリグリと揉みこむように動かす。
「あ、いや……ああ……」
初美はキリキリと唇を噛みしばった。
由美や周囲の視線に気づかれまいと、初美は声をあげることも腰をよじって逃げることもできなかった。
捻じり棒で肛門をえぐられる感覚に、初美は恥ずかしさとおぞましさとで気が遠くなりそうだ。噛みしめた歯がガチガチ鳴り、膝もガクガクする。
(や、やめてッ……そんなふうにされたら……あ、ああ、いや、いやあッ……初美のお尻、変になっちゃうッ)
浣腸されて排泄させられた直後だけに、捻じり棒で肛門をこねまわされて灼けただれるようだ。
(かんにんしてッ)
初美はすがるように男を見た。
「奥さんは子供と遊んでりゃいいんだ、フフフ、その間に尻の穴をもっと気持ちよくしてやるからよ」
男は意地悪く初美の耳もとにささやいて、子供用の浮き袋を渡した。
(いやッ……ああ、いやですッ……由美の前では、かんにんしてッ)
胸の内で狂おしいまでに叫びながら、初美はもうなにも言わなかった。
いやがって哀願すれば、かえってひどいことをされるだけである。初美にはじっと耐えて、一刻も早くこの地獄が終わるのを待つしかない。