肛虐生贄クラブ〈下〉 心ひき裂かれ美臀蝕まれて

著者: 結城彩雨

本販売日:2002/10/10

電子版配信日:2008/08/08

本定価:1,362円(税込)

電子版定価:1,519円(税込)

ISBN:978-4-8296-3173-7

シチュエーション

白い双臀の狭間に咲いた北沢有理子の紅き媚肉華。何度魔液を注入され、何度剛直で蹂躙されても、その麗しさはいまだ生贄クラブの男たちを魅了する。いや、有理子は辱しめられるほど輝く肛虐牝奴隷の運命を持った女なのだ。夫の前で男に穢され、罪業を詫びながら絶頂を極める姿。衆人環視で痴漢され、車内での連続浣腸にも耐える被虐の姿。貞淑だった有理子の転落には、彼女だけが持つ凄絶な美しさが存在する。今度は有理子が嫌う近所の男たちに輪姦させようか。子宮に悪魔の子を宿らせようか。肉悦を嫌悪し、激しく抵抗していた有理子が終身奴隷として自ら望んで責めを乞うその日まで凌辱劇は終わらない!

登場人物

ゆりこ(27歳)人妻

本編の一部を立読み

「フフフ、懐妊祝いだからな。これくらいでかくないとな」

長大な浣腸器を志田から受け取った瀬島は、すぐにそのガラス筒にグリセリン原液と酢の混合液を吸いあげはじめた。

にぶく光るガラスが、キィー、キィーと不気味に鳴った。

有理子の美貌がひきつり、歯がガチガチと鳴りだした。

(そ、そんな……大きすぎる……)

そう思いながらも、有理子はもうどうなってもいいと、なにも言わなかった。いっそ浣腸で責め殺されれば、妊娠の恐怖から逃れられる、とさえ思った。

「フフフ、お祝いだから、たっぷりと呑ませてあげますよ、有理子さん」

瀬島は薬液をいっぱいに吸ってズッシリと重い浣腸器を持って、テーブルへ戻った。

親指ほどもあるノズルでゆっくりと有理子の肛門を貫く。

「あ、あ……ああッ……」

ノズルで肛門をこねまわされて、有理子はすすり泣く声にうわずった叫びを混じらせた。

「どうしたんです、有理子さん。いつもはうれしそうにおねだりするくせに。今夜は浣腸がいやなのかな」

「ああ、して……有理子に浣腸してください……きつい浣腸で、有理子を泣かせて……」

有理子はすすり泣く声で、これまで教えこまれた言葉を口にした。

口にしながら、有理子は肛門がうずきだすのを感じていた。妊娠のショックに打ちのめされているというのに、浣腸されると思うと身体が勝手に反応してしまうのだ。

「ああ……有理子に浣腸して……」

浣腸でなにもかも忘れさせて欲しいと言わんばかりに、有理子は二度三度と口にした。

「よく調教されてるな。そんなことを言われるとたまらんよ」

「こんなの序の口さ、志田。まあ、今夜は二人でじっくりと牝を楽しもうじゃないか」

「そのつもりだ。久しぶりにとことん楽しめそうだ、フフフ」

志田と瀬島はニヤニヤと顔を崩して、舌なめずりをした。

ノズルでこねまわすだけで有理子の肛門はふっくらととろけ、前の媚肉がヒクヒクとうごめいてじっとりと潤ってくるのを、瀬島も志田も見逃さなかった。その敏感さに、さすがの志田も改めて驚いたようだ。

「ああ……もう、浣腸して……有理子に浣腸してください……は、早く……」

有理子はじれたように、双臀をうねらせた。いつまでもノズルで嬲られているのは、じらされているようでたまらなかった。

「フフフ……」

瀬島はゆっくりと長大なシリンダーを押しはじめた。長大なだけに、ちょっと押しただけでも百CCほどドッと入ってしまう。

「あ、あむ……ひいッ……」

有理子は悲鳴をあげ、ガクガク腰を振りたててのけぞった。

瀬島はさらにシリンダーを押した。たちまち三百、四百CCと有理子のなかへ注入されていく。

「ひッ……ああ、ひいーッ」

のけぞったまま有理子の身体に痙攣が走りはじめる。吊りあげられている手足が、のたうつように揺れ、黒髪が躍った。

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