温泉宿の湯煙に息づく女体、胸の柔肌、腰の甘肌、狭間の潤肌……
ムクムクと勃え立つ雁高な一物、あれを入れて貰えたら、どんなに
いいことか。良子の淫らな妄想は膨らむばかり……でも恥ずかしい。
「だって、私、こんな裸で、それにこんなところでは……あっ、痛いっ」
腰を引く女を押さえて七寸マラは、ギシギシときしみながら入っていく。
大正・昭和の秘本名品に、美影画伯の淫ら図絵を満載で贈る逸品!
本編の一部を立読み
「どう、まだ痛い? もう入ってしまったよ、どう?」
「ええいいわ。貴方、本当にすごいのね、わたし、あそこが張り裂けやしないかと……」
「ハハハ、その心配はありませんよ。だけど貴女の××××も素晴らしい。とってもいいよ。ぎゅっと締めつけて」
良子の玉門はカズノコ天井であり、摩擦するたびにぞっとするほどの快感がある。一郎のものも正真正銘の大マラで、はち切れんばかりに膣のヒダヒダを擦するよさは言うに言われない。彼女は今ではもう夢中で、男の身体にぶら下がるように抱きつき、よがり出した。
「ハアハア、フンフン、あ、あっ、もう…もう…もう…どうしよう」
陰茎は根元まではまって陰核をこすりあげ、子宮を突き上げ、こね回している。
「ウンウン、ああいい、どうも、ハアハア、貴女のような、フンフン、こんな××××は」
男も盛んによがり文句を吐きながら、一物で突きまくる。浅く深く秘術をつくし突き立てられた女は、その心地のよさに荒い息を吐き、うめきのたうった。
「ああ、あたし……よくって、よくってよ、ああ、もうどうしよう……あなた、いい」
よがりによがって、良子はおいおい声をあげて泣き出した。
一郎は驚いた。初めは処女のごとく、終わりは年増女のごとき大よがりに――。