図絵版・官能文学館 痴乱

著者: 青木信光

本販売日:2003/05/23

本定価:628円(税込)

ISBN:978-4-8296-8887-8

艶やかで、限りなく淫蕩な、若い女学生・千恵子の

奔放な欲情を抑えきれない青春の軌跡……

雁高の、上反り××が三浅九深、虚を衝き実を突き、

女の”急所“をくまなく擦りこね回す……気をやり、

よがり泣いて、うっとり、骨抜きにされて……。

痴悦と乱倫を名品図絵と共に味わう、秘本の佳作!

本編の一部を立読み

男は、私が黙っているので、大丈夫と思ったのか、じりじりとずり寄ってきたかと思うと、掛け布団の下に手を差し入れたらしく、陰門に男の手が触れるのを感じました。

自分の手で触っても、さほど刺戟のない陰門の外側も、生まれて初めて男の手で触られると、飛び上がるほどのショックを受けました。

私はズロースを脱いで寝るくせになっていましたので、男も苦労せずに、すぐに股をぐいと割って、固いやつを押しつけてきました。

これが男の陰茎かと思うと胸が烈しく鼓動を打ちました。そのモノは、グングンと突いてきますが、なかなか思うようには入ってゆかず、少し、いらいらしました。そのうちにやっとズズズ、ズルンと抜け通ってゆくのが感じられ、私は眼をあけていられないような、ボーッとなる心地に押し上げられました。

大きな代物でした。手淫の道具なんか、とても及びもつかない熱くて固い、穴いっぱいにぎっちりはめ込んだようなのが、だんだん力強く出たり入ったりします。

陰茎が、うずきまわる膣の中を、こすってこすってこすり回すんですもの……その好さったら、とても言いあらわせたものじゃないわ。私は、もう何もかも忘れて無我夢中になってしまったらしいのです。男も感きわまってか、私の口に吸いついて、ウッウッとうめき出し、私の頭を力いっぱい抱えました。

やがて、なにがなんだか分からない夢みているような中で、あそこからツーンとしびれるような快さが、体中に走ったかと思ったら、男の身体が急に重たくズシンとかぶさっていました。男はしばらくじっとしていましたが、やがて顔を上げ、私の身体から退きました。

スポッと男のモノが陰門から抜けてしまうと、なんだか物足りなく、もっと入れておいて欲しいと思ったわ。陰門は、まだジーンとほてって、なだらかな甘い感覚が流れまわるんです。

「お嬢さん、どうだい味は? まんざらでもなさそうだね。なかなかいい道具だったよ、すっかり負けちまったぜ。絶対秘密だよ、分かったね」

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