図絵版・官能文学館 愉楽

著者: 青木信光

本販売日:2003/03/23

本定価:628円(税込)

ISBN:978-4-8296-8885-4

女は××を探って×口に嵌め、居茶臼で自分から

腰を動かす。男は俯向けに転がして、

後ろから差し込む。むっちりとした尻を腹に押しつけ、

腰を抱えながら空割れから×核をこすり、猛烈に抜き差し。

顔を布団にすりつけて、よがり狂う女……

愉楽を極めて、×水を迸らせる女体の競艶!

本編の一部を立読み

その夜、私たちの閨房は凄まじいものでした。

私は昼間の覗き見で、はちきれるほど欲情がたぎっていた上に、彼女への復讐心が残虐な淫欲に代わっていたので、全身が焼けただれるほど興奮していて、始めから幸枝を丸裸にして片足を上げ、股を広げ、木のように太いものをぐっと入れて、腰を使って四、五度攻めてから、またぐっと入れると、昼の間からすり擦られていた陰門ゆえ、すぐ濡れ溢れてきて訳もなく根元まで押し入ったので、おのれや殺してくれんものと、ムキになって遠慮会釈もなくズブリズブリと強く抜き差ししました。私は嫉妬に冷たく燃えていたのです。 幸枝は富太郎と二、三度くらいは気をやっているに違いないから、多少弱っているかとの思いのほか、すでに鼻息を犬のようにして取り乱し、快感のあまり、

「もっとそこを……そこを強く突いて、もっとよ」

と泣き声でよがったり、一層股を開いて、陰茎を我から陰門の奧へ当てさせるようにする激しさでした。元来彼女は淫情の強い女でありましたが、その晩の身も世も捨てたような凄まじさというものは、かつてなかったほどでございました。

従って私もその快さというものが、なんとも言えぬものでございましたので、もう無我夢中、幸枝の泣き所を擦ると、さすがの彼女もついに堪えかね身を悶えさせて、

「あっ、いくいく、いくーいく」

よがり声を身体を震わして呻き出したのです。それに気を得て、私はなおも親指を動かすと、彼女はまたも下から持ち上げて、淫水は滝のように流れて今はよがりもこの世のものとは思えぬほどでした。

私も堪らなくなるのをじっと辛抱して、今一倍いまわの際までよがらせて、己れも静かに往生せんものと両手を彼女の腋にかけて、ぐっとすくい上げ、膝の上に乗せて居茶臼として下からぐいぐいと突き上げたのです。すると幸枝は、

「あーっ、いやーっいや、いい、いい……あれっ……いくいくいく、いいーっ」

と髪を振り乱して身体を揺すり、上下に激しく腰を使い、ついに気を出してしまったのでした。

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