私ね……私、また、ウウッ、いってしまった。許し
て、いや、抜いたらいや、このまま続けて、あな
たが出るまで。私死んでもいいわ、続けて続けて。ねえ、
私が上になって茶臼でするわ、あっ、抜かないで抜かな
いで、このままにして……
爛熟未亡人が、あられもなく淫れきる、夜の湯殿!
本編の一部を立読み
秋子は後ろ向きになって帯をとき、腰巻もとり、するりと着物を脱いで赤裸々のむき玉子。色白く小股は切れ上がり、脚長く腿の付け根から尻のあたりの肉づきの良さは、まさにふるいつきたいよう。大理石の女神のような、そして尻の割れ目が深く、ズーッと背筋まで通って双方へふんわりと肉が盛り上がっている。腰から腹にかけての曲線美、股の間から三、四本の毛がのぞいている淫靡さ。
功一はそれをひと目見るとぶるぶるとふるえ、陰茎がはね上がり、その先はへそまで届くほど大きくなり、ドキンドキン脈打っている。秋子は素っ裸になったものの、さすがに気がさすと見えて恥ずかしそうに後ろ向きになったまま、頬を手に当てている。功一はそれがもどかしく思えて、
「奥さん、どうしたのですか」
と言いながら夢中で後ろから飛びつき、右手を深く肩へかけて左の乳房をグッと押し立て指先で乳首をこすると、秋子もさきほどから淫心を抑えかねていたためか、乳首は大きく頭をあげて石のように硬くなった。
その胸の動悸が功一の手に早鐘のように感じられる。それでも彼女は何も言わず、生娘が結婚当夜はじめて男に抱かれた時のように身を堅くして、息づかいばかり荒く肩をゆすっている。
功一は秋子を湯殿に誘い、そして左手を腰にまわして彼女の陰部に触れてみると、ほどよく生えた陰毛に指がさわった。
”アッ、いや”と彼女は初めて口をきく。