図絵版・官能文学館 淫閨

著者: 青木信光

本販売日:2002/09/23

本定価:628円(税込)

ISBN:978-4-8296-8879-3

秘肉の急所を指の腹でくりくり揉みながら……

「盛り上がった土手の肉つき具合、この毛深いところ

なんか、一度男をたらし込んだら最後、くわえ込んで

離しそうもない。それに何ていい割れ目だ。

まるで底なし沼みたいなものだ……」

熟れた未亡人が、淫らに悶えて男を狂わす……!

本編の一部を立読み

「あれ! そんな大きな目で恥ずかしいじゃありませんか、旦那さま!」

「何を言う、小娘ではあるまいし……それにしてもずいぶんいい道具揃いじゃないか、盛りあがった土手の肉付き具合、この毛深いところなんか、一度男をたらしこんだら最後、咥え込んで離さない質と見える。それに、何ていい割れ目だ。まるで底なし沼みたいなものだ」

と、両指でぐっと左右に押し広げて、紅い秘肉を指の先でいじくれば、

「あれ! 何か、あたし、どうなっているのか……背筋がぞうっとして……」

「なんだ、気の早い、ただ指先で急所を押さえただけのこと……まだまだよがるには早いよ」

秘肉の造作もわりに込み入っているのが、たいそうアジよしに見える。その急所を指の腹でくりくりと揉みながら、女の様子をそれとなく見ると、駒子はもう裸の腕の下から赤い唇を白痴のように開けて、ときどき歯ぎしりをしているばかりだ。よほど身に沁みて快いのだろう。もじもじと腰を動かしているのが、まるで生娘のようだ。

栗原はやおら股間から上半身を起こすと、ぬるぬると濡れた秘肉の回りを充血しきった逸物でかきわけ、そのままぐっと腰に力を入れた。

「ああ、あっ!」

駒子が息を詰めて叫んだ。

「どうした、痛むのか?」

「い、いいえ、何とも……ただもう、あたし、何だか、こう身体が……」

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