凌襲(上)

悪魔の招待状

著者: 結城彩雨

本販売日:2005/03/10

本定価:996円(税込)

ISBN:978-4-8296-7503-8

悪魔の申し子・木田冷二が目をつけた獲物は、世にも極上な熟女たちだった。女教師の蕩ける美尻を撫でまわし、スチュワーデスの制服の下に潜む女肉を堪能し、美しき兄嫁の秘孔を掠め取る。最高の女たちは、辱しめられる姿も美しすぎた! 恋い焦がれた女体のすべてを手に入れる時まで、狂おしき凌襲は終わらない!

(挿画 楡畑雄二)

登場人物

ゆうこ(25歳)女教師

さちこ 兄嫁

ゆみこ(24歳)キャビンアテンダント

なつこ(30歳)人妻

本編の一部を立読み

「すごいな、さすがに人妻は」

冷二はニヤニヤと覗きこんだ。

「ああ……」

汗にぬめ光る乳房や腹部をあえがせつつ、佐知子はうつろに目を開いて冷二を見た。その目に冷二が何やら取りだして、ゴソゴソやっているのが見えた。冷二の手にガラスが鈍く光っている。

「もう、許して……」

「まだこれからだぜ。いろいろ尻の穴に入れてやると言っただろう」

「ああ、何をしようというの!?」

「浣腸だよ、義姉さん」

冷二はガラス製の浣腸器にキュウーと薬液を吸いあげて、佐知子に見せた。

「…………」

佐知子はすぐにはわからなかった。

「わからないのか。こいつでグリセリン液を義姉さんの尻の穴に入れるのさ」

「そ、そんな……」

「腹のなかまで綺麗にして、俺のものになるんだ」

冷二はグリセリン液を五百CCたっぷりと充満させると、嘴管の先端からピュッと少しほとばしらせてみせた。

「ひいっ……」

佐知子の総身が驚愕と恐怖に凍った。

「いや、いやよ……そんなこと、絶対にいやっ!」

泣きながら叫んだ。だが両手首と両足首をそれぞれ鴨居から吊られている身では、逃れる術はない。浣腸で女を責めるなど、冷二は狂っているとしか思えなかった。

「どうして、そんなひどいことまで、しなければならないの!……ああ、いやっ!」

「浣腸して義姉さんの身体がどうなるか見たいのさ。どんなふうにウンチをするか、楽しみだぜ」

「…………」

冷二はおぞましい排泄行為まで見る気でいる。佐知子はあまりの恐ろしさに唇を震わせ、絶句した。

「ウンチをするところまで見せりゃ、俺に抱かれたくなるだろうぜ」

冷二はあざ笑って、ゆっくりと嘴管の先端を佐知子の肛門にあてがった。

「ああっ」

佐知子は息をつめた。指とは違う硬質な感触が、肛門の粘膜を縫って貫いてくる。

「いや、いやあ!……そんなこと」

佐知子は宙に吊られた裸身を激しくのけぞらせて悲鳴をあげた。

だが佐知子の抗いも、かえって冷二の嗜虐の欲情をあおりたて、喜ばせるばかりだった。

「これだから浣腸ってのはこたえられねえぜ。入れるぜ、義姉さん」

「いやあっ! かんにんして!」

佐知子は泣き声を振り絞った。徹底的におもちゃにされる恐怖が佐知子を覆った。

「冷二さん、あなたに抱かれます。ですから、そんな恐ろしいことだけは……」

浣腸から逃れたい一心で、佐知子は叫んでいた。

「わかってねえんだな、義姉さん。俺に抱かれるためにも浣腸が必要なんだよ」

「…………」

「俺が欲しいのは義姉さんのバージンさ。兄貴も触ったことのねえこの尻の穴に、ぶちこみてえんだ」

そう言うなり、冷二はゆっくりとシリンダーを押しはじめた。

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