人妻とスチュワーデス

著者: 結城彩雨

本販売日:2005/07/10

本定価:734円(税込)

ISBN:978-4-8296-7507-6

剥かれた制服からのぞくスチュワーデスの女陰、前と後ろの秘穴を貫かれる人妻。悪魔たちに占拠された旅客機でくりひろげられる地獄絵図。目前で何度も絶頂を遂げる絶世の美女たちに、密室は興奮と狂瀾に満ちていく。激しく魅せられた乗客たちを巻きこみ幕があがる、上空一万メートル、狂おしき肛虐パーティー!

(挿画 楡畑雄二、辻丸史郎)

登場人物

ゆり 人妻

まさこ キャビンアテンダント

かずこ キャビンアテンダント

けいこ キャビンアテンダント

なつこ キャビンアテンダント

本編の一部を立読み

雅子は悩ましい声をもらし、乗客たちに見られていることもわからず、乳房を揺らし、双臀をうねらせる。本物のヌードダンサーみたいに首から乳房、腰から太腿、そして双臀へと自ら両手でなぞるように這わせ、黒髪をかきあげる。

そうやって踊りながら、まるで見えない糸で医師にあやつられているように、エプロンの紐をほどく。ゆっくりと肌をすべらせるようにエプロンを脱ぐと、雅子はスチュワーデスの制帽にハイヒールをつけただけの全裸になった。

まぶしいばかりに若くピチピチの白い肌に、形のよい乳房となめらかな腹部、そして太腿の付け根に茂みの黒がひときわ鮮やかだ。

それを隠すこともせずに、雅子は一糸まとわぬ裸身をうねらせた。

(も、もう、して……ああ、たまらない……欲しいの……)

そう言わんばかりに雅子は医師にうつろな瞳を向け、唇をワナワナとふるわせた。

まだだ……医師はニヤリと笑って顔で返事をした。

雅子はたまらなくなったようだ。両手で乳房を揉みはじめ、太腿をよじり合わせた。もう乳首はツンととがり、内股は溢れたものでヌルヌルになって、それがすり合わされる内腿にまでしたたった。腰がうねって背筋がふるえるのをとめられない。

「もっと股を開いて、自分でいじって気分を出してもいいんだぞ」

医師があおるように言った。

「ああ……た、たまらないの……ああ……」

乳房をいじりながら、雅子は両脚を左右へ開きはじめた。

薬を使われていなければ、乗客たちの前でとてもこんな浅ましいまねはできないだろう。雅子の眼には医師だけで、他の者の姿は入っていないのかもしれない。

「あ、ああ……」

大きく両脚を開くと、雅子は乳房をいじっている一方の手を、自ら開いた股間へとすべらせた。

あえぎを昂らせながら、雅子は指でしとどに濡れた媚肉を押しひろげ、ゆっくりとまさぐりはじめた。

「ああ、あああ……あう……」

快美の声がこらえきれずにもれ、雅子はいっそう官能の炎にくるまれていく。

「し、して……」

さらにジクジクと蜜を溢れさせつつ、雅子は狂おしく腰をうねらせた。

細い指でいじる肉芽は血を噴かんばかりにツンととがり、ジクジクと溢れる蜜はツーと内腿をしたたった。ムンムンと女臭がたち昇る。

状況もわからず緊張感のなかにいただけに、乗客たちはその反動のように雅子に魅せられ、首をのばして身を乗りだしたり、頭を低くして雅子の股間を覗きこもうとする。

私もまた声もなく見とれた。医師の言った通り、スチュワーデスが本当に牝になっているのだ。人妻や他のスチュワーデスが犯されるところばかり見てきたせいか、妙な新鮮さがあった。

私はもう、人妻の由利のこともスチュワーデスの戸沢和子のことも忘れていた。

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