人妻・須藤三枝子を待ち受けていた恐るべき肛虐魔たち――連続強姦犯・鬼頭と、悪徳産婦人科医・氷室。婦人科検診という名目で全裸に剥かれ、美肉の奥まで覗きこまれ、味わわされる羞恥の極限。解剖台に緊縛された25歳の女体に今、肉の凶器が迫る。ここは魔虐の診察室、助けを求める声はもはや誰にも届かない。
(挿画 楡畑雄二)
みえこ(25歳)人妻
ひとみ 人妻
けいこ(29歳)女医
本編の一部を立読み
「フフフ、熱くて指がとろけそうだぜ。それにもう締めたりゆるめたりしやがる。締まりもきついし、A感覚の素質充分だぜ」
「だから人妻ってのはたまらねえんだよ、フフフ。どれ、オマンコはどんな具合いかな」
鬼頭が指の根元まで沈めたのを見てから、氷室は三枝子の女芯をいじった。催淫媚薬クリームを肉芽に塗りつつ、つまんでグリグリとしごく。
「ヒッ……あ、ああ、ヒッ……」
意識はなくても三枝子は悲鳴のような泣き声をあげた。ガクガクと腰をはねあげようとするが、肛門を貫いている鬼頭の指が杭のように動きを封じた。
充血してツンと尖った女芯は、氷室の指と催淫クリームとの刺激に、いっそうヒクヒクとふくらんで、今にも血を噴きださんばかりになった。たちまちジクジクと蜜があふれてきた。
「あ、あああ……」
「フフフ、たいした感じようじゃねえか。尻の穴に指を入れられてると、ズンといいだろうが、奥さん」
「ああ……あ、あ……ハアッ……」
からかわれても聞こえるはずもなく、三枝子は肉芽をヒクヒクさせてあえいだ。
鬼頭の指もキュッ、キュウと締めつけられて、食い千切られそうだ。
氷室は肉芽をいじっていた指先を媚肉のひろがりにそってすべらせ、まさぐりつつ膣へ押し入れた。
「あ、あああ……」
三枝子の声がいちだんと露わになった。
しとどに濡れそぼって、三枝子の膣はさながらたぎる肉壷だ。薄い粘膜をへだてて膣と直腸とで氷室と鬼頭の指がこすれ合った。
「あ、ああッ……あなた、ああ……」
三枝子の脳裡には、夫に抱かれている思いがよぎっているのか、腰をガクガクさせてうねらせる。
「フフフ、オマンコがよく締まりやがる。どんどんお汁をあふれさせてよ」
「尻の穴のほうもすごい締まりだぜ、フフフ」
氷室と鬼頭は指先で肉襞をまさぐりつつ、指を抽送し、薄い粘膜をへだてて前と後ろとでこすり合わせ、ニヤニヤと笑った。
まるで打てば響く太鼓だ。ビンビンと反応を見せる三枝子のからだがたまらなかった。人妻の貪欲なまでの性感覚に圧倒される。
「あ、あなた……あ、あ……」
ワナワナとふるえる三枝子の口から、また夫を呼ぶ声がもれた。夫を求める妻の甘く悩ましい響きだ。
もうこらえきれなくなったように、氷室は白衣の前を開けてズボンをずらし、若くたくましい肉棒をつかみだした。
「俺が先でいいな、鬼頭」
「いいぜ。俺はもう少し奥さんの尻の穴をいじっていたいからよ、フフフ」