燿子がどんなに泣き叫び抵抗しても、逃れるすべはないのか。眠りから覚めた美人秘書の目に映ったのは全裸に剥かれ、両脚を大きく開かされ緊縛された己れの身体。悪魔の淫獣たちの指が、舌が、剛直が燿子の濡芯を、秘肛を狙って這いまわる。女に生まれたことを後悔するほどの凌辱が、秘悦が、24歳の身体を貫く!
(挿画 楡畑雄二)
ようこ(24歳)秘書
なつこ(28歳)人妻
まゆこ(20歳)女子大生
本編の一部を立読み
汗びっしょりの肌に、さらに玉の汗がドッと噴きでて、燿子は声も出せずに息すらまともにできなくなった。
半狂乱のなかに、ひッ、ひッとのどを絞る。汗と涙に洗われた燿子の美貌は、まなじりを吊りあげて時々白眼を剥き、小鼻をピクピクふきひろげて、とりすました美人秘書の感じとは別人だ。
「ひッ、ひいッ……」
「気をやるのか、燿子。はっきりと教えるんだ」
「あ、ああッ……あああ……ひいーッ」
ひときわ生々しい声をあげたかと思うと、燿子の総身がおそろしいばかりに収縮し、吊りあげられた両脚の爪先が、内側へかがめられた。
燿子の肛門がきつく収縮してロウソクをくい締め、痙攣するのが氷室の手に感じとれた。と同時に、媚肉もキリキリと張型をくい締め、絞りたてた。
「うむ……ううむ……」
燿子は何度も絶息するようなうめきを絞りだして、ガクンガクンとのけぞった。その表情は、ほとんど苦悶に近い愉悦に、まるで初産を終えた若妻のような、輝くばかりの美しさだ。
そして、グッタリと燿子の身体が余韻の痙攣のなかに沈んだ。
原田と氷室は張型とロウソクの動きをとめて、フウーと大きく息を吐いた。
「いい気のやりっぷりだ、フフフ、美人で身体もよくて、ここまで感度のいい女もめずらしい」
「まったくだ。ただ、イクのをちゃんと教えなかったのが、ちょいと惜しまれたな」
「なあに、一度気をやればあとは崩れるのもはやいぜ。次からはちゃんと教えるようになるってもんだ」
原田と氷室はまだ余韻の痙攣をヒクヒクと見せる燿子の媚肉と肛門を覗きこみながら、ニヤニヤと笑った。
「一度気をやって肉もすっかりほぐれたところで、本番といくか。どっちが先だ」
「俺の秘書だったんだから、俺が先でいいだろ、氷室」
「その代わりにアヌスは俺だぜ」
けだるい余韻のなかに意識まで吸いこまれる燿子は、そんなおそろしいことが話されているとも知らず、グッタリしている。
原田はうれしそうに舌なめずりをすると、ゆっくりと張型を引き抜いた。肛門のロウソクには手を触れず、深々と埋めこんだままだ。
「フフフ、さんざん俺をフッてくれたが、とうとう俺のものになるんだぜ、燿子」
そう言うと、原田は吊りあげられた燿子の両脚の間に腰を割り入れた。
「あ、ああ……」
原田がのしかかってくると、燿子はうつろに眼を開いた。
眼の前でニヤニヤと笑う原田の顔、そして内腿や下腹に凶々しくこすりつけられる灼熱……燿子は一瞬のうちにすべてをさとった。