凌辱淫魔地獄(上) 人妻肛虐記念日

著者: 結城彩雨

本販売日:2006/06/10

本定価:933円(税込)

ISBN:978-4-8296-7517-5

夫が海外赴任した日が、おぞましき肛虐記念日だった。二人組の淫獣が、27歳の美肛を狙って襲いかかる。娘を人質に取られ、肉の生贄となった人妻が強いられる淫虐の嵐。過酷な連続浣腸、アヌス輪姦、恥辱のポルノショップ、衆人環視の露出責め……それでも玲子を牝奴隷に堕としきる調教は、まだはじまったばかり。

(挿画 楡畑雄二)

登場人物

れいこ(27歳)人妻

本編の一部を立読み

火のようなたくましい肉塊が、グイグイと媚肉に分け入ってきた。

「ああッ、あ、あなたあッ……」

玲子の脳裡に夫の面影がよぎった。

まるで矢でも射ちこまれたように、玲子の裸身がのけぞった。のけぞったまま、うむッ、ううむッと裸身を揉み絞る。

玲子の身体は、とても男を受け入れられる状態ではなかった。侵入を拒もうとして肉が硬直していたほどだ。

そこに厚次が強引なまでに腰をねじこみ、押し開いた。先端がズンと子宮に達すると、

「ひいッ……あ、あなたッ、ひッ、ひッ」

玲子はひときわ高く泣き声を放った。

「どうだ、奥さん、ほかの男に犯される気分は。この様子だと、亭主しか知らなかったようだな」

厚次は欲情に酔いしれたように言った。すぐには動きださず、じっくりと玲子の肉を味わっている。

しっとりとした肉がきつく包みこんで、とても子供を産んだとは思えない。天にも昇る法悦だった。

「犯される感じってのを、たっぷりと教えてやるぜ、奥さん」

のぞきこんだ玲子の顔は泣き濡れて、犯される人妻の凄艶ともいえる風情を見せていた。

竜也は身をかがめて、ニヤニヤと玲子の身体をのぞきこんでいる。ドス黒い厚次の肉塊が、玲子の媚肉に分け入って、深々と押し入っているのが、はっきりと見えた。

「フフフ、うまそうにくわえこんでるじゃねえかよ、奥さん。生々しいぜ」

竜也がからかっても、玲子は唇をかみしめた顔を、右に左にと伏せて嗚咽するばかりだった。

犯される恐怖と屈辱、そして衝撃に打ちのめされ、逆らう気力も喪失していた。

厚次がゆっくりと腰を動かしはじめた。それはしだいに激しく、玲子の最奥を突きあげた。ミシ、ミシと玲子の腰の骨がきしむようだった。

「た、たまらねえ……これが人妻の味ってやつか。いい味してやがる」

厚次は容赦なく玲子を責めたてながら、獣のように吠え、うなった。

玲子は唇をかみしめ、じっと屈辱に耐えている。口からもれるのは、女の哀しみがしみわたるような嗚咽ばかりだ。

それでも力まかせに子宮をえぐられると、かみしばった口から、ひッ、ひいッと泣き声が噴きでた。

「ヘヘヘ、いい声で泣きやがるぜ」

厚次はうわずった笑いをあげ、いっそう昂って荒々しく責めたてた。玲子の身体が、苦悶するようにビクビクと痙攣した。

「ああッ、いやッ……も、もう、やめてッ」

時々、耐えきれないように、玲子は悲鳴をあげた。だが、その悲鳴も男たちを喜ばせ、さらに昂らせるだけだった。

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