大いなる肛姦(上)

紅き媚肛に悪魔の血を!

著者: 結城彩雨

本販売日:2008/02/10

本定価:1,026円(税込)

ISBN:978-4-8296-7531-1

女子大生の妹を囮に、囚われの身になった上里江美子。

華やかな美貌と熟れた肢体が、男の獣性を暴走させる。

子供を産んでも慎ましさを失わない美肉を蹂躙した後、

夫にさえ触らせたことのない双臀の谷間を剥きあげ、

白く柔らかな尻肉の最奥に猛る怒張、浣腸器を叩きこむ。

江美子を乗せた船はさらなる調教の舞台・香港へ向かう。

(挿画 楡畑雄二)



●もくじ



『大いなる肛姦(上) 紅き媚肛に悪魔の血を!』



第一章  美肛の感触

第二章  媚肉の贈物

第三章  暴辱の秘花

第四章  狂乱の獣性

第五章  肛虐の惨歌

第六章  女体蛇地獄

第七章  双花姦奏曲

第八章  淫牝肉飯店

第九章  地下拷問室

第十章  江美子発情





『大いなる肛姦(下) 白き臀肉に奴隷の印を!』



第十一章  魔淫の密室

第十二章  惑乱の肉層

第十三章  肛肉の絶叫

第十四章  獣姦の脅迫

第十五章  別離の肉戯

第十六章  屈辱の蹂躙

第十七章  淫獣の凱歌

第十八章  毒牙の標的

第十九章  悪魔の嬲獄

登場人物

えみこ(27歳)人妻

まさこ(20歳)妹

本編の一部を立読み

女体調教師らしく陳は、性奴隷の心得のようなものを言いきかせた。

江美子は、老人がさらに太腿を割り開いても、もう抵抗しなかった。助手席のほうへ身を乗りだしているため、剥き玉子のような白い双臀が、思いっきり後ろに突きでていた。そのために、豊満な尻肉と女の生々しい媚肉が、老人の目の前で、喘ぐように呼吸していた。

「ああ……見て、見てちょうだい。江美子をもっと見て……もっといじりまわして」

さっきから執拗に蠢く老人の指に、江美子はいよいよ気持が高ぶってきたのか、発情した牝のように甘い声をあげた。

「見てほしいって、どこを見てほしいのあるか奥さん」

指先にたっぷりと江美子を感じながら、老人たちはニヤリと笑った。言われるまでもなく、目の前には、江美子のすべてが生々しく剥きでている。

「い、意地悪言わないで……知ってるくせに……」

「さあ、わからないあるよ。奥さん、どこ見られたいあるのか。はっきり言うことよ」

老人たちは、くい入るようにのぞきこみながらも、意地悪くとぼけた。シミのある汚い指は、いよいよもって江美子を責めたてるのだ。

「い、意地悪……ああッ、江美子、感じてるでしょ。ねえ、江美子が……感じてるところを見て……」

「ヒヒヒ、感じてるところあるか……さてと、ここあるか、ここ見てほしいあるのか。ヒヒヒ……どれどれ」

老人たちは、やっと気づいたふりをして身を乗りだすのだった。指先でつまむようにして、さらに中を剥きだしにする。

ひろげるだけ押しひろげると、サーモンピンクも生々しく、それはおびただしく満ちあふれ、ヒクヒクと蠢動しているのだ。

「ねえ……ねえッ、どう、江美子の体、お気に召したかしら……感じてるでしょう」

後ろからのぞかれ、いたぶられる……その屈辱もさることながら、この気味悪い老人たちが、いつおぞましい排泄器官に興味を示さないとも限らないのだ。老人の指が、尻肉の谷間へと這いあがらないことを祈るような気持で、江美子は必死に老人たちの機嫌をとるのだった。

「ヒヒヒ、とても見事あるよ。色といい、形といい、たまらないあるね。ヒヒヒ……それにこの濡れようは……激しいあるね」

「ああ、江美子、見られてるのね……もっと見て、もうどうなってもいい……」

「指がドロドロにとろけそうあるよ。ヒヒヒ、そんなに感じるあるか、それそれ……」

江美子の悲しげな身悶えが一段と露わになり、すすり泣く声が大きくなりはじめた。だが、老人たちのいたぶりは蛇の生殺しにも似て残忍だった。一気に昇りつめさせてしまってはおもしろくないとばかり、巧妙な愛撫で江美子を八合目あたりを行ったり来たりさせるのだった。

「ああッ、お願い……じ、焦らさないで……もう、欲しいの……ちょうだい」

もう耐えぬく気力がないように、真っ赤に火照らせた顔をのけ反らせて、江美子は喘ぐように言った。

「ヒヒヒ、まだおあずけあるよ。あとでいくらでもヒイヒイ言うまで御馳走してあげるあるよ。だからまだ我慢するあるね」

「いやッ、焦らさないで、欲しいのッ」

江美子はひきつった声で叫んだ。もう今の江美子には、その恥ずかしい演技が陳に強制されたものか、それとも心の底から出た女の性の叫びか、わからなかった。

「お願い……欲しいの、犯してッ。早く……おかしくなっちゃうッ」

「ヒヒヒ……我慢できないとは、しようがない奥さんあるね。それじゃ私の入れ歯でも入れてあげるから、それで我慢するあるよ」

口をモゴモゴと動かして、入れ歯を取りだしながら老人は笑った。

入れ歯を……。江美子は自分の耳を疑った。だが、老人の手の中にあるものは、まぎれもなく入れ歯だった。唾液でベトベトになった入れ歯を、手の上でカタカタ鳴らしながら、老人は身をかがめた。

「いや、そんなものはいやッ、江美子に入れないで」

「ぜいたく言ってはだめあるよ。ホントは嬉しいくせに……ヒヒヒ、たっぷり奥さんの匂いを入れ歯にしみこませることよ」

「だめ……入れないで、意地悪ッ……」

江美子は、もう老人たちの思い通りになるしかないというように、弱々しくすねた声をあげて身悶える。老人たちは、そんな江美子の仕草を天にも昇る気持で見つめるのだった。

老人は、ゆっくりと押しつけた。

「ヒヒヒ、奥さんの下の口に入れ歯をしてあげるあるよ。気分を出して奥まで呑みこむことあるよ」

ジワジワと入れ歯を沈めはじめると、江美子はひどく狼狽したように、激しく身悶えながら首をのけ反らせるのだった。

「あ、あ、あ……ひ、ひどい、意地悪」

老人の入れ歯なんかいや……。そう思う心とは裏腹に、待ちかねたように肉が絡みつくのがわかった。もう恥ずかしいいたぶりに自ら身を投じる以外にないとばかり、美しい顔を上気させ、甘いすすり泣きをあげて老人の行為を受け入れる。それでも異様な感触に、時折り腰をビクッ、ビクッ、と揺すりあげるのだった。

「ヒヒヒ、とうとう入ってしまったあるね。奥さん」


続きを読む

本の購入

定価:1,026円(税込)

以下の書店でもお買い求めいただけます

電子版の購入

以下の書店でもお買い求めいただけます

本の購入

定価:1,026円(税込)

以下の書店でもお買い求めいただけます