新・人妻乱身調書(下) 永遠に飼われし肉虜妻

著者: 結城彩雨

本販売日:2008/11/10

本定価:880円(税込)

ISBN:978-4-8296-7540-3

シチュエーション

「江里子の身体に巣くった悪魔の子を堕ろしてください」

肉獄の底に堕ちきった若妻の悲痛な叫びは誰にも届かない。

日本から来た18人もの凌辱鬼たちに肛肉を幾度も嬲られ、

二穴を同時に何度も貫かれ、江里子は屈辱と狂瀾の渦へ。

若妻の女体を禍々しく塗り替えていく大輪姦の嵐の果てに、

想像の限界を超えた人類最凶の野獣が待っているとは!



(挿画 鬼頭暁)

登場人物

えりこ(26歳)人妻

本編の一部を立読み

長山が江里子を失神から揺り起こすと、今度は村井がうれしそうに舌舐めずりをして、江里子に二度目の浣腸を仕掛けていく。

「あ、ああ、もう、いや……江里子、死んじゃう……う、ううむ……」

江里子は息も絶えだえにうめいた。ただれた腸襞に薬液が染み、早くも吐き気をもよおすほどの便意が脳天まで突き抜ける。

「ああ……どこまで責めれば……ううッ、うむッ……あ、あなたたち、残酷だわ……」

哀しい胸の内が思わず言葉となって出た。

「SM用の娼婦が弱音を吐くなんて、しようがないなあ、ヘヘヘ」

「責めれば責めるほど、奥さんの味がよくなるって、志田というヤクザも言ってたじゃないですか」

「フフフ、せっかくの楽しいゲームを一回や二回で終わらせちゃ、もったいないというもの。お楽しみはまだこれからですよ」

「奥さんのその泣き顔といい、浣腸される尻の穴といい、たまらないなあ、ヘヘヘ」

男たちは口々に勝手なことを言っては、ゲラゲラと笑った。

村井は舌舐めずりをして、グイグイとシリンダーを押しておびただしく江里子に注入した。

「う、ううむ……もう、もう、いや……入れないで……死んじゃうッ」

江里子はうめき、のたうった。

油を塗ったように汗にヌラヌラと光る江里子の裸身に、さらにドッと脂汗が噴きでて黒髪までも濡れるようだ。内臓が裂けると思うほどだった。

ようやく村井がシリンダーを押しきり、一滴残さず注入すると、男たちは歓声をあげた。そそり立った肉棒をズラリと並べ、また江里子を取り囲む。

「奥さん、私のところへまわってくるまで漏らすんじゃないよ」

「なんの、漏らすのはこの私のところでですよ、奥さん。今度、奥さんの尻の穴に入れるのは私ですからね」

「甘いですよ、黒川さん。私こそ奥さんの尻の穴に入れてみせますよ」

浣腸した江里子の肛門を犯せるとあって、男たちは欲望を剥き出しにして騒いだ。

そのなかを江里子がまた、肉棒で秘奥と口をふさがれて少しずつまわされていく。

「うむ、ううむ……」

江里子はなす術もなく男たちの輪のなかで翻弄された。

(し、死ぬうッ……)

江里子は白目を剥いて、今にも絶息せんばかりだった。最初の時よりも便意の苦痛は、はるかに大きい。そしてまた、その苦痛と背中合わせに肉の快美もふくれあがった。

「たいしたもんだぜ。江里子の奴、ちゃんと反応してやがる、フフフ」

志田があきれたように言った。

江里子の身体はもう、苦痛さえ肉の愉悦に変えつつある。江里子の肉がマゾの牝としてめざめているのだ。

「あとは江里子にジョージの子を生ませれば、牝として完璧だぜ」

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