ママ

美母へのお願い

著者: 芳川葵

本販売日:2005/09/23

電子版配信日:2007/08/31

本定価:660円(税込)

電子版定価:770円(税込)

ISBN:978-4-8296-1380-1

「いいのよ、早くママのなかにいらっしゃい」

艶然と微笑み、欲望を受け入れてくれる最愛のママ。

あの美脚の奥に、焦がれるほど憧れた××が……

挿入した瞬間、圧倒的な快感が熱い剛直を包みこむ。

もうこれでママは僕のもの、僕の「女」なんだね!

紗枝子と洋明、許されないからこそ母子は溺れる……

登場人物

さえこ(32歳)実母

あやか 従姉妹

本編の一部を立読み

「ヒロ君の硬いオチン×ン、ママに食べさせてね」

ママは僕を見上げるようにして、妖しい微笑を浮かべると、右手でペニスを握ってきた。再び形のいい唇を肉棒に近づけてくる。悩ましく口を開き、母がペニスを口のなかへと含んでいく。

「んっ、ああ……」

生温かな粘膜の感触に、僕の腰が再び震える。そんな僕の様子を、しっかりと目の端でとらえながらも、ママはペニスを口の奥へ奥へと、優しく迎え入れていく。

「くっ、あ、ああ……」

僕はお尻を窄め、歯を食い縛って必死に射精感を耐えた。一瞬でも気を抜けば、美しい母の顔に白い粘液を大量に浴びせることになってしまう。肉棒は早くもピクッ、ピクッと小刻みな痙攣を起こしはじめている。

このとき、僕の頭のなかからは両親の離婚についても、母に会えなくなるかもしれない不安についても、完全に消え去っていた。なぜ急に美母がこんな大胆なことをしてくれるのか、それを考える余裕すらなかった。

「いいのよ、我慢なんかしないで。ママのお口に全部、出してくれていいの」

ママは再びペニスを解放してそう言うと、左手を僕のお尻にまわして抱き寄せるようにしてきた。そして口を開いて再びペニス全体を咥えこんでいく。クチュッ、クチュッといやらしい音をたてて、咥えた肉棒に舌を絡ませてくる。あまりの快感に腰を引こうとしても、左手でがっちりと抱きとめられているため、逃げることができない。

さらに母は、ペニスの根元を握っていた右手で陰嚢を掴むと、まるでマッサージをするような手つきで、やわやわと揉みほぐし、手のひら全体で転がすようなことをしてきた。睾丸が揉まれ、腰に鋭い震えが走る。

「うッ、ああ……そんな、マ、ママ……だ、駄目だよ。僕、ほんとに……」

快感で膝が震えだし、立っているのもつらくなってきた。僕は脱衣所の壁に左手をつくようにして、かろうじて体を支えていた。そんな僕を尻目に、ママはゆっくりと首を振ってさらなる刺激を加えてくる。

ママの舌がねっとりと絡みつき肉棒全体を嬲っていく。さらに首を上下に振ることによって、亀頭から根元へ、また逆に根元から亀頭へと、唇の粘膜とぬめった口内粘膜に絶えずペニスは刺激を受けつづけていた。

「ママ、それ以上されたら僕……ほんとにママのお口に……」

天井を見上げるようにして、それまで必死にこらえてきた僕であったが、それも限界に近づきつつあった。

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