新・人妻肛虐全書(上) 獣鬼の生贄妻

著者: 結城彩雨

本販売日:1997/04/10

電子版配信日:2012/07/13

本定価:912円(税込)

電子版定価:1,045円(税込)

ISBN:978-4-8296-3134-8

子供を産んだ人妻ならではの豊麗な白き美臀を持つ佐藤夏子。不良の冷二は夏子の家に入り浸り、昼夜にわたって浣腸と肛姦、露出プレイに明け暮れる毎日。商店街の店主達まで加わり、夫の目を盗んでおぞましき肛門調教はつづく。夫のノーマルな愛では快楽が得られなくなっていく夏子。やがてパチンコ店のオーナーに冷二は三日間だけ夏子を貸し与えたことから、美しき人妻の運命はさらに大きく暗転していくのだった。

登場人物

なつこ 人妻

まきこ 人妻

本編の一部を立読み

「なるほどこうやって奥さんの尻の穴を開くのか。へへへ」
ハンドルを握る手に少しずつ力を加えた。ジワッジワッと金属の口ばしが、夏子のアヌスを内から押し開きはじめた。
夏子は息をつめた。だが、すぐに声をあげて泣きはじめた。
「あ、あ……いやあ……」
「へへへ、尻の穴が開きだしたぜ。おうおう、ウズラの玉子がもうのぞいてやがる」
「堪忍して……う、うむ……」
押し開かれるアヌスが火傷をしたように灼けた。また、脂汗がにじんだ。その汗まみれの美貌が苦痛にゆがむ。
「ううっ、ううむ……もう、もう十分だわ。それ以上開かないで」
すると金はさらにググッと押し開いた。
「ひいっ……裂けるう、お尻が、お尻……裂けるっ」
悲鳴がほとばしった
もう夏子のアヌスはぱっくりと、そこが排泄器官であることがうそのような生々しさで腸腔をのぞかせた。玉子がびっしりつまっている。
「なるほど、玉子でいっぱいだぜ、フフフ」
「尻に玉子を孕んでやがる」
男たちはのぞきこんでは、へらへらと笑った。それでも冷二はまだ、夏子をゆるそうとはしない。
「玉子がいっぱいとなりゃ、今度は産む番だな、佐藤夏子」
冷二はビール瓶を取りあげた。それを逆さにして、アヌス拡張器の間から細い口の部分を挿入した。
ゴボッ、ゴボッとビールが泡立って、夏子の腸管に流入していく。
「ひいっ……ひっ、ひっ……」
突然のビール瓶による浣腸に、夏子の唇から悲鳴が噴きあがった。ウズラの玉子をつめこまれ、ただれきっている腸管にビールは強烈だった。
「ひっ、死ぬ、死んじゃう……ひいっ……」
夏子は泣きわめいた。アヌスは拡張器で限界にまで押し開かれている。ビールの注入に耐えきれるはずがなかった。
強烈な便意を感じた途端、自分の意志に関係なく、噴水のようにビールが噴きだした。そのビールにまみれて、ウズラの玉子が出産されていく。
「産め、それ、産め!」
男たちはくい入るように眺めながら、かけ声をかけた。
そして、すべてが終わった時、夏子は舞台の上に打ち伏したまま、すすり泣くばかりだった。あたりにはビールが泡立ち、ウズラの玉子が散乱していた。
「フフフ、あいさつは終わったぜ、夏子」
冷二が夏子の上体を抱き起こした。
「ああ、終わったのね……つらかったわ」
夏子はあえいだ。
これでもう、家に帰してもらえる。夏子は冷二の手を借りフラフラと立ちあがった。
だが、待ちかまえていたように、達也が夏子の両手を束ねて縄を巻きつけた。
「ああ……これはどういうことなの?」

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