姉と弟・相姦伝説

著者: 綺羅光

本販売日:1989/07/23

電子版配信日:2020/10/20

本定価:535円(税込)

電子版定価:660円(税込)

ISBN:978-4-8296-0260-7

シチュエーション

「姉さん、一度だけだから咥えてよ」
「一度だけよ、それ以上は……私たち、姉弟なのよ」
弘美にとって、弟の心からの願いは地獄だった。
これではSM調教から、ヤクザから逃げだしてきた意味がない。
弘美は涙を浮かべて野獣に教えこまれた舌戯で弟に奉仕する!
天才・綺羅光が初めて挑んだ伝説的相姦凌辱小説!

登場人物

ひろみ(23歳)姉

本編の一部を立読み

(ああ、夢じゃない。姉さんがおしゃぶりしてくれている)
いったい何回、いや何千回、それを夢想したことか。我が目でしかと確かめたくなり、首を起こして股間を見やる。
色白の頬を染め、光沢のある髪を揺すり、悩ましい仕種でフェラチオしているのは、間違いなく姉の弘美である。決して『憂子』のママなんかじゃない。
「ウフン……ごめんね、俊ちゃん」
鼻を鳴らしながら弘美が言う。
「お口でしか相手できなくて。本当にごめんね」
なんと泣かせる言葉だろう。それを耳にし、俊の性感はさらに増幅され、「アウウッ」と激しく呻いた。
「その代わり、今日はたくさん舐めてあげる。ね? 俊ちゃんの……ミルク、姉さんが全部お口で呑んであげる」
弟のペニスをしゃぶるうち、弘美も妖しく興奮してきたらしい。いつも清純な弘美に似合わず、きわどい言葉をしきりに口にするのだった。
「あうっ……姉さんッ」
「好きよ。こんなに」
肉棒の裏側を舐めつくすと、今度は横側へねちっこく舌を走らせる。時にはフルートを吹くようにチュッチュッと咥えたりしながら、指先では根元や玉袋を愛撫する。
(なんてうまいんだ)
武藤にこってり仕込まれたのだと思った。しばかれ浣腸され悲憤の涙を流しつつ、何度も何度もあのヤクザ者の精液を呑み干したのだろう。
(くそ!……)
激烈な嫉妬が、さらに勃起を膨れあがらせた。
(これから姉さんは俺の女だ。しゃぶるのは俺のチ×ポだけなんだ)
俊はひそかにイキまいた。
ついに弘美が口腔へ肉塊を呑みこんでゆく。眉をピクつかせ、少しずつ喉奥へ受け入れては吐きだし、それをゆっくり何度も繰りかえす。吐きだすたびに亀頭の周囲へクナクナと舌を押しつけ、巧みに男の性感を刺激するのも忘れない。
「あ……ううっ」
俊はあお向けになったまま首を後ろへ反らせた。次第に弘美の顔の上下動が大きくなる。深々と口腔へ呑みこんでゆき、チュルチュルと肉茎をすする音も高まる。
「ああ……いいよ、弘美姉さん。たまんないよ」
俊はいよいよ切羽つまった唸りを発した。愛する姉の口全体でピストン運動をしてもらう心地よさときたら。
その俊の声にあおられてなのか、弘美も「ウフン、アアン」と鼻先からひっきりなしに熱い吐息をもらしている。
「ごめんね。俊ちゃん」

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