若妻調教電車【まさぐる】

著者: 曽根崎鋭

本販売日:2021/01/22

電子版配信日:2021/01/29

本定価:763円(税込)

電子版定価:770円(税込)

ISBN:978-4-8296-4490-4

シチュエーション

「だめっ、お願いですから、やめて……」
穂乃香のかすかな呟きを掻き消す車両の騒音。
ベージュのパンスト越しに忍び寄る悪魔の指に、
羞恥に襲われつつも若妻の美貌には恍惚の表情が……
満員電車という密室は制服の美少女も餌食に……
フランス書院文庫創刊35周年特別賞作品、堂々刊行!

●もくじ

第一章 貞淑妻、まさぐられて
第二章 狭い空間の淫靡な匂い
第三章 犯される快感を覚えた膣穴
第四章 制服の媚少女、堕とされて
第五章 恍惚のダブル痴姦調教

登場人物

ほのか(26歳)人妻

みう 女子学生

本編の一部を立読み

(……次の駅で降りれば、逃げられるはず……まだ、私の降りる駅では無いけど、こんなの、もう耐えられない……)
 車内に立つ人達が一斉に、前後に揺すられる。地下鉄が駅に停まると、降りる人が土砂のようにホームに流れ出した。意を決した穂乃香は、その流れに乗ろうとした。
 しかし、緊張した身体は動かない。
 乗り降りする人波にバッグを流されないように、ぎゅうっ、と肩ストラップを握りしめることしかできなかった。しっかり掴んでいないと、人が当たって暴れるバッグを無くしてしまいそうになる。
 まるで、誰かにバッグを引っ張られているようだ。
 不幸な若妻のことなど一切関知せずに、地下鉄は走り始める。車内は振動と騒音に包まれていく。
(……お、降りれなかった……どうして、私の身体、動かないの……次こそ、次の駅に停まったら、今度は……)
 何の予告も無く、静かに不審者の手が穂乃香の内ももに触れた。
 グレースーツに埋もれる巨乳若妻の身体が、びくん、と震える。その反応を楽しむように、何度も上下にストッキング越しの太ももを撫でさする。穂乃香の肢体は敏感に、ぴく、ぴく、と跳ねた。
(……誰か、誰か助けて……あなた、お願い……私を助けて……)
 若妻は、ここにいない夫に心の中でSOSを発信する。無駄だと分かっていても、最愛の夫にすがりつきたくなる。
 不審者の手は、穂乃香の内ももを撫で回し、次第にスカートをずり上げていく。ベージュのパンストの密着した滑らかな太ももが二本、スカートの下から徐々に露わになってくる。
 ずり上げられたスカートは、大きく膨らんだ尻たぶの下で引っかかった。不審者の手は、蛇腹状になったスカートから伸びる二つの太ももの間に潜りこむ。若妻は素早く膝を閉じるが、股の隙間に太い指が入りこんだ。
 ショーツの上から、縮こまる秘唇に指先が押しつけられる。
(……やっ、だ、だめっ! ……そ、そんなところ……触らないで……お願いですから、もうやめて……)
 スカートをまくり上げられ、恥ずかしい割れ目を触られても穂乃香は声を上げることができなかった。見知らぬ不審者に対する恐怖と、周囲の他人に痴態を知られる羞恥心で、助けを求めることができない。
(……ぁはぁぁっ……!)
 穂乃香の股間に潜りこんでいた指先が、くいっ、と曲げられた。不審者の太い指は確実に、敏感な割れ目を探り当てていた。巨乳若妻は思わず、控えめな甘い声を漏らしてしまう。
 怖じ気づいた身体を必死でくねらせる。不審者の手を振りほどこうと、穂乃香はもじもじと腰を左右にひねってみる。
 不審者の目の前で、短くなったスカートの下のお尻が左右に揺れ動く。魅惑的でやわらかな二つの球体が、パツパツのスカートの中で、むちむちと揺れている。
 背後から熱く湿っぽい息が、若妻に吐きかかる。ツンと口臭が臭う。
 恥裂をなぞる指先が、よりいっそう、熱っぽく激しく前後にこすり始めた。
「……あっ……ふぁ……ん、んんっ……」
 嫌がる若妻の声が、次第に湿り気を帯びてくる。嫌だと思えば思うほど、なぜか身体は敏感になってくる。下半身が、ぴくぴくと震えてくる。
(……いや、いやっ、こんなの……こんな、恥ずかしいの、もういや……)
 穂乃香は秘唇の、さらに奥の方がむずむずするのを感じていた。無意識のうちに、左右の膝をこすり合わせていた。むずむずが抑えられなくなってくる。

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