牢の教室

担任女教師と新任女教師と少年鬼

著者: 椎名璃久

本販売日:2013/04/23

電子版配信日:2013/08/30

本定価:765円(税込)

電子版定価:880円(税込)

ISBN:978-4-8296-1929-2

ここまで屈辱的に穢された聖職者がいただろうか?

性器に張型を入れたままノーパン授業をする百合子。

放課後の教壇でバックから肉茎を挿入される由香里。

女教師たちは昼夜を問わず、教え子の言いなりに……。

理性と欲望の狭間で、揺れ動く34歳と23歳の矜持。

神聖な教室は、悪魔少年が支配する「狂室」に変貌した!



●もくじ



第一章 淫罠 狙われた新任女教師

第二章 狂室 送信犯に奪われた貞操

第三章 脅犯 悪魔に囚われた放課後

第四章 肉躾 誓わされた隷従

第五章 破戒 盗まれた担任女教師

第六章 羞辱 仕組まれた露出授業

第七章 美贄 34歳&23歳・失われた矜持

第八章 牝牢 美臀まで穢された奴隷女教師

エピローグ

登場人物

ゆかり(23歳)女教師

ゆりこ(34歳)女教師

まなみ 女子学生

本編の一部を立読み

「先生、これで昨日は感じたんだろ? あんなにヒイヒイ言ってたのに今さら何を」

赤黒くそびえ立つ剛直は、高校生とは思えないほどに逞しく漲っていた。

(こ、これで私は昨日犯されたのね……)

昨日の恥辱が脳裏に蘇り、由香里は息を飲み込む。瞳は金縛りにあったように、そそり立つ男のシンボルから逸らせなくなっている。

「時間がないよ。ほら膝をついて咥えなよ」

健二の要求は留まらない。ポケットから取り出した由香里の恥態が写った紙が突きつけられる。露骨なまでの脅迫だった。

(さ、逆らえない……言いなりに……なるしか……)

頭を振りうなだれた由香里がゆっくりとしゃがみ込む。狭い個室で膝をつくことはできなかった。

「早く、先生。どうなってもいいのか!」

動きの遅さに苛立ったのか、強い口調に変わる。諦めた由香里は瞼を伏せて顔を前方へと傾けた。ムッとする牡の臭いを感じ、眉間に皺が寄る。

「うっ」

動けなくなり硬直していた唇に先端が触れた。健二が少し腰を突き出している。

噎せ返るような臭いが鼻につき、由香里は頭を反らして逃れようとするが、健二の手で頭を押さえつけられた。

「もう諦めたら? 音声や画像がどうなっても知らないよ」

バイブに狂い喘ぐ声……。

縛られ目隠しをしバイブを挿入した姿……。

由香里の人生を左右するそれらの証拠が、教え子の健二に握られている。

他人に見られ、聞かれたら身の破滅は必至だった。

「わ、わかったわ……すれば誰にも見せないでくれるのね」

「ああ、約束するよ」

女教師が教え子に屈服した瞬間だった。

頭が前に傾く。光沢のある滑らかな髪が宙を舞った。

赤いルージュに彩られグロスで輝く端整な形の唇に、赤黒く血管を浮かべたグロテスクな肉塊が埋没していく。

「ああっ、最高だよ」

男そのものが口に包まれる。その温かさを感じて健二が呻いた。

「んんんっ、ん」

頭を押さえた手を前後に揺さぶった。その動きに合わせて、形を歪めた朱唇を肉棒が出入りする。

頬を窪ませ、ゆっくりと振る女教師の顔が色っぽい。

由香里は口を塞がれ、呻き声しか上げられない。顔の前後運動に自然と鼻息が荒くなる。

伏せた瞼が開くと健二を見上げた。

悦に浸りきった恍惚の表情を浮かべる教え子を目にして、自分の立場を理解する。

教え子の前でしゃがみ込んでフェラチオをする女教師は、尊厳も誇りも失われていた。

(どうして、こんなことに……)

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