魔指！

タイトスカート越しに太腿を撫でる野間の手に、美紀が戸惑ったような表情を浮かべてわずかに脚を蠢かせる。
野間はゾクゾクしながら、手を、そろそろとミニスカートのなかに入れていった。
ストッキングにつつまれた、ほどよく肉がついて引き締まった太腿を、その感触を愉しみながら、ゆっくりと撫であげていく。
それにつれて美紀の内腿のあたりがヒクつく。野間の指先に、ストッキングを吊っているガーターベルトの紐と、じかに太腿が触れた。
野間はまず、下着の線と一緒に腰の前面をなぞった。
ショーツは、ハイレグらしい。悩ましいスタイルの下着をつけている美紀の下半身が脳裏に浮かび、それだけで野間の分身はズボンの前を突きあげてきた。
こわばりを、さらに強く美紀の太腿に押しつけた。美紀はまた、息を呑むようなようすを見せた。さっきから表情が明らかに興奮している感じに変わってきていた。
野間は早くもそれを我慢できなくなって、ショーツの脇から手を滑り込ませた。
モジャとしたヘアの感触があった。
ヘアをまさぐってみると、先日の女教師同様、美人顔に似ず濃密な感じに生えている。それに土手高というのか、恥丘がぐっと盛りあがっている。
ヘアや恥丘を探索する野間の手つきに、恥ずかしさが込みあげてきたのだろう。美紀は昂ったようすの顔を赤らめて腰をもじつかせている。野間が股間に手を入れていこうとすると、あわてたようすで両脚を締めつけた。
だがこれまた先日の女教師と同じように、反射的にそうしただけらしい。野間が手をこじ入れようとするとすぐに締めつけを解いた。
野間の指先に、ビチョとした生々しい感触があった。
（もう派手に濡れてる！）
野間はゾクゾクワクワクしながら、指先でそこをなぞって、秘苑の形状を探索した。
ヌルヌルしたなかに薄い唇のような肉ビラの感触がある。色は確かめようもないが形は整っているようだ。だが秘唇の周りにも口髭のようにヘアが生えている。
興奮と羞恥が交錯したような表情で腰をもじつかせている美紀の、美人顔とは対照的に淫猥な感じがする秘苑の眺めが生々しく脳裏に浮かんできて、野間は欲情をかきたてられた。
中指でクレバスを掻きあげると、美紀は喘ぎ顔になって腰をヒクつかせた。
女教師のように肥大はしていないが早くも勃起してコリッとした感触があるクリトリスを、野間の指先はとらえていた。
過敏な部分だけに、慎重にこねた。
美紀は必死に快感をこらえているのだろう。口だけ半開きにして、ほとんど表情も変えない。
だがそれも最初のうちだけだった。しだいにたまらなくなってきたらしく、ハァハァ息を乱してときおり喘ぎ顔になりながら、それまでもじつかせていた腰を微妙に揺すりはじめた。野間は、美紀の空いている手を取り、指をからめた。すると美紀は握りかえしてきた。