おいしい楽園【海と故郷と三姉妹】

著者: 穂波るい

本販売日:2021/12/23

電子版配信日:2022/01/07

本定価:784円(税込)

電子版定価:880円(税込)

ISBN:978-4-8296-4557-4

「皮も剥けて匂いも濃くて……これが隼人くんの××」
清楚な唇を割って滾りきった肉棒を咥えこむ長女・雪音。
再会した年上の幼馴染は記憶より艶めかしくなっていた。
三女・汐里の無邪気な誘惑、次女・夏凜と絶頂青姦。
帰郷した青年に三姉妹がささげる、魅惑の性接待。
絶対に忘れられない、甘く刺激的なひと夏の楽園!

●もくじ

一章 「お姉ちゃんが夜這いに来てもいいでしょ」
     記憶より綺麗になった年上幼馴染・雪音
二章 「恥ずかしいから、あんまり見ないで」
    裸エプロンだけじゃ終わらない魅惑の一日
三章 「耳を舐められるのが好きなんですか?」
     小悪魔三女・汐里の挑発で崩壊した理性 
四章 「海で一緒に獣の部分を見せ合おうね」
     美姉妹とハレンチ水着と3Pと
五章 「こんな場所でエッチなんて──」
     次女・夏凛、嫉妬と憂鬱は雨と流れて  
六章 「みんなで思い出づくりしようよ」
     海と故郷と三姉妹、忘れられない楽園
終章

登場人物

ゆきね その他

かりん その他

しおり 女子大生

本編の一部を立読み

「今晩は二回も出したのに……まだ元気なのね?」
「ゆきねえ……お、俺……もう我慢できない……」
「……うん、分かってる。私も、だから……ね? シよっか?」
 雪音はティーバックに指を掛け、緩やかな曲線を描く太腿に滑らせる。現れたのは白い粘液に濡れた陰部だった。生え揃った繊毛は淫液を纏って毛束を作り、成熟した女にしか出せない色香を纏っている。
(これが……これがゆきねえの、オマ×コ……)
 茂みの奥に覗く花弁は開帳し、明らかに生殖用に切り替わっていた。蠢く肉穴は男根を誘っているようにしか見えない。
「もう、じっと見られたら恥ずかしいわ……でも、そうよね? 私が年上だもの。恥ずかしがらずにリードしなくちゃ、ね……ほら、遠慮しないで……」
 耳朶まで紅潮させた雪音は、脱力させた両脚をくたりと開く。割れ目はより拡がって、活き貝のように揺らめく陰唇の奥に、襞のついた肉道が見える。
 童貞でも分かる。あの窮屈な穴に、ペニスを入れるのだ。
「気にせず、性欲に従えば良いのよ……さあ隼人くん……挿入、して?」
 弧状に瞳を歪め、雪音は隼人の首にそっと両手を回す。隼人は促されるまま、重心を前に傾けた。据え膳食わぬは──先ほど受けた言葉が脳裏に浮かぶ。どのみちもう、我慢などできるはずがない。
 勃起の根元を掴み、先端部を割れ目に寄せる。小陰唇を割り開き、亀頭が膣穴に触れる。引きこむように蠢く媚肉に招かれるまま、腰を押しこんだ。
「ああっ、あっ……ゆきねえの中に、俺のチ×ポが……ああっ!」
「はあ、ああんっ……私の中に、隼人くんが入って……んんっ!」
 じゅくじゅくと熟れた蕩肉に剛直が呑まれる。恥蜜に塗れた深い襞が隙間なく男根を覆う。隼人は息を詰め、奥歯を食いしばり、肉棒で牝の祠を掻き分ける。脳が痺れるような快感に涎が浮いた。
(これがゆきねえのオマ×コ……これが、セックスなのか……!)
 陰茎の凹凸に密着した媚粘膜が、とろとろの蜜液を塗して蠕動を繰り返す。腰を僅かに引くだけで、亀頭冠が無数の襞に撫でられて頭が真っ白になる。
「全部、入っちゃった、ね……? ほら……好きに動いて、良いのよ? 犯すみたいに動いても構わないから……ほら、隼人くん……セックス、しましょ?」
 淑女の口から零れたセックスという言葉に、隼人の理性はプツンと切れる。口腔に溜まった唾を呑んで、隼人は本能のままに、腰を動かし始めた。

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