禁鎖に繋がれたママと女教師とメイド

著者: 川俣龍司

本販売日:2016/08/23

電子版配信日:2016/11/11

本定価:763円(税込)

電子版定価:770円(税込)

ISBN:978-4-8296-4176-7

シチュエーション

(折檻されるママ、なんて綺麗なんだろう……)
磯崎家の性奴隷として淫らな調教を受け続ける母。
「母さんを守ってあげたい……」心が通じ合い、
親密さを増してゆく母子。愛情はいつしか欲情へ。
息子に抱かれるうち、37歳に目覚める被虐の悦び。
家族の秘密を物陰から見つめるメイド彩香は……

●もくじ

第壱章 ミガワリ 貸し出された巨乳女教師

第弐章 シタガウ 先生は僕だけの「奴隷娼婦」

第参章 ツナガル 最後の一線を越えた母と子

第肆章 カラマル 牝教師とママが美獣になる刻

第伍章 オシオキ 肉人形たちの倒錯ハーレム

登場人物

るり(37歳)実母

みさき 女教師

あやか メイド

本編の一部を立読み

「もっといっぱい縛って。身動きできないくらい……」
縛りつけて、いけないママをいっぱい罰してちょうだいとつづけたかったが、夫人は口唇を噛んで後の言葉を呑み込んだ。
まだ十本以上も残っている和装用の腰紐の使い途が隼人にはわからない。思案しながらも、真っ白い下肢のぬめるような光沢に魅せられていた。
「……脚も縛ってあげるよ」
左右の足首を萌黄色の腰紐で縛り、脚を左右に割り裂くようにして紐の端をベッドの脚に繋いだ。これでベッドに人の字の形に磔にされて、動きようのない状態だ。
「ああっ……ママをこんな恥ずかしい目に遭わせるのね」
九十度近くに割り裂かれて固定された細い下肢が長襦袢の裾を跳ね上げ、今では雪白の悩ましい内腿までがはみ出していた。
露わな両脚の付け根あたりを眺めると、若い獣の牙が暴発寸前にまで昂ぶってくる。
(……もう我慢できないっ)
若い獣は長襦袢を剥ぐように、衿を一気に割り広げた。
一人寝のベッドで密かに、夜毎のように夢想してきた禁断の裸身。その生身の女体が目の前に全裸で現れた。
「ああっ」
下着をいっさい身に着けていない剥き身の女体に隼人は魅入られた。
艶めかしい光沢を帯びた、夢で見たよりもずっと瑞々しい裸身だ。
真っ白い無毛の恥丘と谷間の秘肉に目を奪われたが、すぐに恥丘や谷間を縦に走るプラチナの輝きに気付いた。宏明翁が常に装着させている鎖のT字帯だ。
「ああ、ご覧になってるのね……ママのすべてを」
真上から見下ろす姿勢で、隼人は時間が止まったように固まっている。
その視線の突き刺さる先を確かめ、夫人は両脚を大きく開いた状態で固縛されている裸身をブリッジのようにしならせ、胸の内の苦悶と戦慄を顕わにしていた。
縛られていなかったら、とてもじっとして晒しておれない下腹部の淫鎖だ。
隼人は言葉を失っていた。
底知れぬ深淵を覚悟していたが、その奥底にさらに深い闇が待ち構えていたのだ。恐ろしい無間地獄に吸い込まれて墜落していくような気分だ。
「隼人さん……?」
「ママっ……こ、これがアイツのやること?」
淫鎖で繋がれた女身ほどおぞましく、忌まわしいものはなかった。
血が逆流するほどの怒りと憤りを覚え、祖父の宏明をアイツ呼ばわりにしかできなかった。実際に吐き気を覚えるほどのひどい胸のむかつきに襲われた。
「こんなものを……」
目眩のする思いで、母の美しいウエストに巻かれた淫鎖に指を絡めた。
開ききった内腿の間にはルビーのペンダントが淫鎖に繋がれていて、赤い血の色に輝いている。
所有・支配・飼育……それらを目でも手でも確かめられる象にして、母の心まで呪縛している烙印だ。祖父宏明の凄まじい我欲と妄執が漂っているようで、口惜しくなるほど震撼させられた。
「隼人さん、これがママなの……」
覚悟を決めて罪深い裸身を晒しているとはいえ、夫人は息子の拒絶反応に怯え、それを目にするのがもっと怖くて固く瞼を閉ざしていた。
呆れ果てた隼人に足蹴にされても仕方がない身だ。自分でさえ唾棄すべき、呪わしい身だと思うくらいだ。
「……ママはこんなことまでされて、弄ばれてるんだ?」
隼人の声は怒りと憎悪と激しい嫉妬に慄えていた。

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