無垢で清楚な友香が21年の人生で初めて生で見たもの……
バスルームに押し入り体を洗ってあげた弟の男性器は、
美姉の汗臭に、下着姿に、そそり勃ち、獰猛に震えていた。
思わず白く細い指で血管の浮きでた茎をなぞる友香。
獣性すら知らぬ無邪気な振る舞いに少年は挑発された。
過った戯れが友香を処女決別へと導く結果に!
ゆか(21歳)姉
けいこ(29歳)キャビンアテンダント
本編の一部を立読み
「ここも……洗うわね……」
「う、うん」
友香は持っていたスポンジを手から離して下に置いた。ソープをじかに手のひらに受けて、たっぷりと泡立てた。
小さいままならまだしものこと、勃起したいまでは、スポンジの繊維との摩擦でさえも、なんだか傷をつけてしまいそうで怖かった。もしかしたら友香には、勃起したペニスに触れてみたいという気持ちも、どこかにあったのかもしれない。
「あっ……」
と、声を放ったのは友香のほうだ。ほんの少し触れただけで、弟の肉棒がビクンビクンと猛ったように首を振ったからだ。
(ああ……すごいんだぁ)
爪などで、誤って傷をつけるのを恐れた友香は、両手でそっとペニスを挟みこんだ。そして、ゆっくりと泡でペニスを洗いあげていった。泡にまみれていく肉の勃起は、とても熱くて硬い感触で、男のたくましさに満ちていた。
おとなしくて内気な弟のはずなのに、まるでそこだけ違う人格を持つようだ。勃起したペニスには、友香の手が弾き飛ばされてしまいそうな獰猛さが、隠れ潜んでいるようだった。
(ここは……もう……大人なの?)
下から弟の顔を覗き見れば、目をしっかりと閉じたまま、なんだか泣きだしそうな表情だ。その顔つきは子供のままで、友香は少し安堵した。浩之は、きっと恥ずかしい気持ちでいっぱいなのだろう。
(ああー……浩くん……可愛いっ)
そう思うと、友香の心と身体は熱くなった。下半身が火照ったようになり、友香はウエストをくねらせた。ぴっちりとしたハイレグショーツのなかで、友香の秘部も、しっとりと熱を持ちはじめていたようだ。
(いやだ……あー……私もぉ)
陰唇の蕾が内側から潤みだして、たぶん淡く開きはじめているのだろう。外に向けて開きつつある陰唇に、いまはショーツがぴったりと密着して食いこんでいた。じっとしていても微妙に高まっていく性感が、徐々に身体を包んでいくようだった。
「も、もう、いいよ」
「どうして?」
手の泡のなかでオチン×ンはさらに勢いを増していた。半分ほどかぶっていた包皮も、すでに完全にめくれあがっていた。つやつやに輝く亀頭の尖端からは、透明な液が少し溢れだしていた。しかしながら、セックス経験のない友香には、浩之の言葉の意味を、正しく理解することができなかった。
「もう……いいから」
「遠慮しないで」
手を離してしまうのがもったいないような気がして、友香は静かにストロークをつづけた。十八歳の男の子の生理を、深く考えることもしなかった。ピンと張りつめたペニスの亀頭部分は、グロテスクというよりもむしろ綺麗な印象さえあった。嫌悪感はまるで感じない。
「あーっ……姉さんっ」
友香の可憐な手のなかで、高まりきった肉棒がふいに弾けたようだった。ペニスは跳ねるように首を振り、尖端から精液をマグマのように噴出した。
友香は初めて見た。それは男の射精だった。