本販売日:1999/06/23
電子版配信日:2009/12/04
本定価:535円(税込)
電子版定価:660円(税込)
ISBN:978-4-8296-0901-9
禁忌喪失――幼い美樹子が抱く倒錯した欲望は
兄に大切な処女を捧げ、白濁液を浴びること……
満たされぬ想いを指に託し、女陰をいじる
絶頂も知らない美少女が味わう淡い愉悦
ああ、お兄さんに恥ずかしい格好でして欲しい……
妄想だけで終わるはずの夢がついに叶う夜が!
みきこ 妹
ゆうこ 実母
ありさ 女子学生
ちかこ 女子学生
ようこ(20歳)女子大生
本編の一部を立読み
「ああーっ、す、すごーい。お兄ちゃんの、ミキの奥まで、あああ、うんと奥まで入ってるよ」
千香子がやってみせたとおり、腰をあげさげしてみると、これまでとはまったく違った感触で、こりこりした亀頭が秘肉を掻きまわす。おまけに葉子の模造ペニスで開発されたらしく、明らかな快感が湧きあがった。それはクリトリスを指や舌で愛撫されるのとは、かなり違った気持ちよさだった。クリトリスでの快感は鋭くて繊細な感じだけれど、今味わっているのはずっと重々しくって、身体の奥底から灼熱したものが、ぐんぐんと湧きあがってくるようなのだ。
「ああっ、いい、いいよ。ミキ、感じるよ。お兄ちゃんのって、すごい、すごいよ。ミキ、すごく感じるよ。ああ、こんなにいいのって、ああ、はじめて、あ、はじめてよ」
けっして演技ではなかった。身体の奥深いところから、熱いうねりが次から次へと、襲ってくる。兄の肉茎が出入りするたびに捩れる肉襞からは、これまでよりもずっと強い肉感的な匂いが、むっとするほど立ちのぼっている。
「ああ、これ、これなのね、これ、本物よ。いい、いいよ。ああー」
泣きわめきながら、美樹子は無我夢中で腰を上下させていった。
「あん、ああーん、いい、いい、すごくいい……ミキ、お兄ちゃんが大好きなのよー。だから、ああー、だから、こんなにいいのよねえー」
身体全体が震えるような感覚が最高潮に達し、とうとう頭が真っ白になるような爆発を迎えそうになってしまった。
美樹子はしっかりと兄の上半身に抱きつき、腰だけをがくがくと動かした。
「ああ、もう、ああ、もう駄目よ、ミキ、お兄ちゃんの、大きなオチ×チンで、ああ、もう、ああ、イ、イク、ああ、イク、イク、イッちゃう……」
いつかの千香子そっくりに、美樹子の足の指がきゅーっとそりかえってしまう。それに気がつかない まま、悲鳴みたいな声をあげて、美樹子は全身を激しく痙攣させていった。
まさにぴったりのタイミングで、兄も大きなうめき声をあげ、一段と激しく腰をゆすってきた。そしてその直後、美樹子の狭間の奥目がけて、灼熱した息吹きを激しく噴きだしてしまった。
もう声を出せないどころか、息さえとめたまま、美樹子は全身をがくがくと震わせた。 頭に霞がかかったようになったまま、美樹子はいったいどれだけ和彦にしがみついていたことだろう。そんな妹を兄が下から優しく抱きしめてくれていた。やっと正気に戻った美樹子は、そっと腰を持ちあげた。そのとたん、まだ堅いままの兄の肉筒が、きゅっと締まった膣の肉襞を強く刺激した。