本販売日:2000/06/23
電子版配信日:2009/10/02
本定価:545円(税込)
電子版定価:660円(税込)
ISBN:978-4-8296-0970-5
これも、看護婦の仕事のうちなのよね……。
朝――シーツの下で、股間を滾らせる少年に検温。
夜――入院病棟で、中年男の排尿をお手伝い。
若く瑞々しい看護婦姉妹、玻瑠奈と亜紀奈は、
毎日のように、羞恥に満ちた任務を任されていた。
二人のナースが性に目覚めゆく、淫猥なる記録!
あきな(19歳)看護婦
はるな(21歳)看護婦
まみこ(25歳)女医
やすこ(19歳)看護婦
けいこ(30歳)その他
本編の一部を立読み
甘えたあえぎ声に誘われたように、玻瑠奈が晶彦の腰に顔を伏せた。亜紀奈がはっとした時には、大きく口を開いて艶やかな濃いピンクの頭を咥え、姉はすぐに頭を上下させはじめた。
「ああー、いい、いい、玻瑠奈お姉さまのお口、いいよオ……あっ、お姉さま、おフェラ上手だねえ。ああー、たまんないよー」
大きな枕から頭を持ちあげて、玻瑠奈の頭の動きをじっと見つめながら、晶彦が泣くような声を出す。細長いピンで留めてあるナースキャップが、今にも脱げ落ちそうなほど、玻瑠奈の頭の動きが激しくなっている。
「先っぽのくびれを、そんなに唇できつくしごかれたら、ああー、たまんなーい……」
その荒々しい上下運動に、とうとう小さなナースキャップがはずれ、束ねた真っ黒な長い髪もほどけてしまった。
「ああー、ぼくのオチン×ン、玻瑠奈お姉さまが咥えて、しゃぶってるよオー。ああー、いい、いい、オチン×ン咥えてるお姉さまの顔、ぼくによく見せてよー」
ばっさりと顔にかかった髪を、晶彦が伸ばした手で横にどけて、玻瑠奈の横顔が見えるようにする。
「ああー、もう駄目えー、あっ、もうイク、イク、ぼく、お姉さまのお口のなかで、イッちゃうよー」
腰をぐいぐいと突きあげて、玻瑠奈の口の奥まで肉の棒を突っこみながら、晶彦が激しく腰を震わせた。それにタイミングをあわせたかのように、玻瑠奈は頭の動きをとめて、唇でしっかりと頭の部分を締めつけた。それと同時に白い喉がひくひくっと上下した。
まあー、お姉さんたら、晶彦さんの精液を呑んじゃったんだわ……口に咥えるだけでなく、あの変な匂いのするねばねばしたものを、あんなにごくごく呑みくだすなんて……。
おフェラというのがフェラチオのことだとは知っていた。しかし亜紀奈は、あんないやらしい行為をしたうえに、精液まで呑むとは考えたこともなかった。
白衣のポケットから出したガーゼで、玻瑠奈は晶彦のペニスを拭っている。それはまるで患部の手当でもするように、優しくて丁寧で、しかもてきぱきとしている。
生まれてはじめて覗き見した姉のフェラチオに、頭がぼーっとなりながらも、亜紀奈はその手際よさに見惚れてしまった。
ぐんにゃりとなったペニスにチュッとキスしてから、玻瑠奈は手早くパジャマのズボンを引きあげた。それから手早く髪を束ね、ナースキャップを留める。
何事もなかったような顔をして、持ってきたチェッキングボードの上に記入している姉の姿を、白日夢でも見たような気分で、玻瑠奈は茫然と見つめた……。