本販売日:2015/06/23
電子版配信日:2015/10/09
本定価:734円(税込)
電子版定価:770円(税込)
ISBN:978-4-8296-4085-2
「亮太様、お背中、お流しいたしますわ……」
凄艶な色気を漂わせ、乳房を押しつける24歳。
火照るうなじに張り付く髪、肉づきのいい双臀……
湯の中で僕の××に絡みつく複雑な肉の襞。
令嬢四姉妹から受ける浴室の「特別接待」。
彩乃、絵理、ひかる、梢……今夜の相手は誰?
●もくじ
第一章 長女・彩乃【お背中、流します】
1 女体接待 2 お口のご奉仕 3 恋人のように
第二章 次女・絵理【見抜かれたM性】
1 姉の代わりに 2 目覚める牝の本能 3 子宮に届くの
第三章 姉妹風呂【ダブル添い寝】
1 特別プログラム 2 きゅうくつなマット 3 交互に入れて
第四章 三女・ひかる【ソープ部の新人】
1 幼なじみの提案 2 見習い 3 実技レッスン
第五章 四女・梢【温泉プールの中で】
1 湯の中の手コキ 2 見られながらのアクメ
第六章 あわひめ四姉妹【貸し切り】
1 亮太の決断 2 淫らなおかえし 3 滑りのいいアナル
あやの 年上女(若)
えり 年上女(若)
ひかる 女子学生
こずえ 美少女
本編の一部を立読み
「……お口のご奉仕、はじめます……ン」
湧きあがる恥ずかしさから逃げるように、目の前の剛直に唇を寄せた。横から垂れてくる髪を押さえ、顔をわずかに傾けて、舌肉を這わせる。
(ローションの奥に、まだ……さっきの白い味が残ってる……ああ……ん)
口を大きく広げて、亀頭を咥えこむ。彩乃の口腔に、男のにおいと味がいっきに満ちる。視界が白むと同時に、躰の奥が甘く疼いた。
(……やっぱり、とんでもない大きさだわ……こんなの……だめぇ……)
彩乃の口が、かつての彼氏のモノと勝手に比べてしまう。いけないこととわかっていても、その結果があまりに残酷だと理解しているのに、とめられない。唇をカリ首に寸分たがわず密着させて、頭を上下に動かし、はやめに扱く。
(歯を立てないように……溢れたお汁は啜って……空いている手は、お竿に絡みつけて……うぅ、もう……躰が覚えて……あっ、ンッ)
彩乃は股座に熱いものを感じた。口淫奉仕をしているので振り返ることはできない。だが、その正体は見ずともわかる。
「んぅ……ねっとりしてるね、彩乃さんのジュースは。ぼくの舌に絡みつくよ……おいしいけど……んっ」
亮太のくぐもった声が聞こえた。
そのすぐあと、ピチャピチャという水音がつづいた。彩乃は鼻から息をはきだし、汗ばんだ腰をくねらせた。女孔のなかを牡粘膜が這っている。
(う、うそ……そんな奥まで入るの? あぁっ……やだぁ……おしり、はねちゃう)
蜜壁をくすぐられるのにあわせて、豊かな桃肉が弾む。それを、亮太が両手で押さえてくる。思ったように動けないもどかしさが、彩乃のなかで募っていく。
「うッ……んぅ、ううぅ、んッ……くぅ、んっ、ううんッ」
亮太の舌愛撫がつづく。膣粘膜をねちっこく責められていたら、突然、クリトリスを吸われた。痛みに近い強い快感が彩乃を襲い、悲鳴をあげてしまう。亀頭は咥えたままなので、獣が唸るような声が風呂場に響いた。
(だめっ……だめだめぇ……そんなの、つづけられたら、私っ……)
女体の内側で快感がふくれあがっていく。彩乃は髪を振りながら、カリ扱きの速度をはやめた。包皮に巻きつけている五指も、必死になって動かす。
「あ、彩乃さんっ、激しっ……千切れちゃう……ああっ」
後ろから亮太の声があがった。
しかし、彩乃の耳には入らなかった。自分の口のなかで、ペニスと性器汁と舌で奏でられる、卑猥な音が響いていたからだ。
(もぅ……もう、限界よおっ。い……いくのっ、イッちゃうのおっ)
勃起した女芽を甘噛みされたのが引き金になった。彩乃の膨張しきった悦楽が爆ぜる。肉刀を頬張ったまま、全身の肉を戦慄かせ、アクメに浸る。
ほぼ同じタイミングで、亮太が咆哮した。
「ぼくもイクよっ。また、彩乃さんの口で……今度はぜんぶ、飲むんだッ、ああっ」