二人の女教師

著者: 熊谷禄朗

本販売日:1988/11/23

電子版配信日:2012/04/06

本定価:535円(税込)

電子版定価:660円(税込)

ISBN:978-4-8296-0220-1

玲子25歳、美代子23歳──

放課後の教室で素っ裸に剥かれ、

羞恥と屈辱に激しく悶える二人の美人教師。

互いに眼前で輪姦されながらも、

言いしれぬ嫉妬と羨望が二人を惑わせる!

登場人物

れいこ(25歳)女教師

みよこ(23歳)女教師

本編の一部を立読み

玲子の尻は、殴られて次第に赤く腫れあがってきた。色が白いだけにその色ははっきりと表われてきた。

二人の男に押さえつけられているとはいえ、無防備に赤く腫れあがった尻を突きだしている玲子の、間の抜けている姿が滑稽で、美代子は思いっきり笑ってやりたくなった。せめてそれをこらえるために、椅子に腰をおろして平静を装っていたのだが、身体中が、特に膝が興奮のためにガクガクと震えていた。

「増田先生、これで終わったわけじゃないんだぜ。わかってるだろうな」

黒田が、熱をもった赤い玲子の尻を撫でながら言った。

「先生は確か、白鳥先生がおもらししたのを、はしたないことだって言ってたよな。あんな恥知らずなことを自分はしないって、そんな口ぶりだったよな」

「お願い、もう許してちょうだい」

「どうなんだよ」

「どうか、もう許して……」

玲子の声がみるみる泣き声に変わっていった。

「白鳥先生。どうする? 許してやるか。それとも自分がやられたのと同じことをやってやるか」

黒田が美代子を振りかえって聞いた。

「どうする? 増田先生のケツの穴に指を突っこんで、いたぶってやらないか」

美代子はしばらく黒田の顔を見つめていたが、やがて、ゆっくりと立ちあがって言った。

「増田先生は、私のことをはしたないって言ったのね。いいわ。そんなに言うんなら、どれだけ先生がお上品なのか、見せてもらいましょう」

「白鳥先生、やめて! お願い、やめてちょうだい。私が悪かったわ。だからお願い」

しかし、玲子がどんなに哀願しても、美代子には容赦する色など微塵もなかった。美代子は表情ひとつ変えずに、玲子の尻の肉を両手で押し分けた。玲子の柔らかい肉が呆気なく引き裂かれて、亜麻色の排泄器官は、その無表情な姿を現わした。

美代子はそっと指に唾を塗り、その藤壷のように盛りあがった器官のまわりを、そっとなぞっていった。

「ああ、ああああ……」

玲子の口から絶望の声があがった。

「どうです? 増田先生、他人にお尻の穴をいたぶられる気分は?」

美代子が玲子に抑揚の少ない声で言ってのけた。

「お願い、やめてちょうだい」

「おもらしをするまでは駄目です!」

「ああ!」

美代子の指に力が加わった。指の先だけが、ほんの少し玲子の中に入ったようだった。ほとんど同時に、玲子は失禁をした。尿は勢いよく玲子の股から飛びだして、床を叩いた。

「なんだ、もうやっちゃったのか」

腕を取っていた堀田が、玲子の足もとで、わずかに湯気をあげている尿を振りかえりながら言った。

「だらしなさすぎるんじゃないの」

露口も一緒になって、真っ赤に泣きはらしている玲子の顔をのぞきこむ。

続きを読む

本の購入

定価:535円(税込)

以下の書店でもお買い求めいただけます

電子版の購入

定価:660円(税込)

以下の書店でもお買い求めいただけます

電子版の購入

定価:660円(税込)

以下の書店でもお買い求めいただけます

本の購入

定価:535円(税込)

以下の書店でもお買い求めいただけます