兄嫁は牝奴隷

著者: 嶋悦史

本販売日:1989/07/23

電子版配信日:2012/03/23

本定価:535円(税込)

電子版定価:660円(税込)

ISBN:978-4-8296-0261-4

美しく気品ある兄嫁を堕としたものは義弟のレイプ!

麗子の美肉を狙い、肉の兇器を剥きだしに襲いかかる竜二。

夫とは較べものにならない下品さ、凶暴さ、そして逞しさ!

必死で抗いながらも麗子は、肉塊の衝撃に溺れた。

溺れて、溺れて、秘唇を濡らし、嗚咽を漏らし、

兄嫁は牝奴隷の道を歩きはじめた!……

登場人物

れいこ 兄嫁

ゆりこ 女優・アイドル

本編の一部を立読み

「すげえ濡れようだぜ。義姉さんも根は好色なんだ」

普段なら、そんなことを言われたら羞恥でいたたまれなくなるところだが、意識が朦朧としている今は、羞恥心はなく、逆に好色呼ばわりされることに一種の被虐的な喜びさえ感じる麗子だった。

竜二の淫らな視線が淫裂に突き刺さってくる感覚に見舞われた麗子は、いたたまれないように豊かな下腹部を波打たせた。そうした下腹部の動きは、いやらしいひきつるような動きとなって陰部に伝播し、肉唇を歪めさせた。

けっ、ヒクヒクひくついてるぜ、このオマ×コ……。

竜二は中指と人差し指の二本を花芯に押し当て、軽く力をこめた。ほとんど抵抗もなく花裂は左右に割れ、二本の指を迎え入れたかと思うと、ドッと淫水を指と肉唇の間から吐きだした。

あう、か、感じるぅ……。

ほぼ反射的に、麗子は股間を突きあげる動作をしていた。指といっても竜二のそれは並の指ではない。骨太で節くれだっているうえ、肉づきもいい。それが二本まとめて胎内におさまっているのだから、充実感は相当なものだった。

「さすがにお嬢様のモチモノは締まりがいいぜ」

二本の指を交互にずらし、肉壁をかくように刺激しながら、竜二が麗子の表情をうかがった。

両目を閉じて、半開きにした真っ赤な唇の間からかすかな喘ぎをもらすその表情は、ぞっとするほどなまめいている。ヌルヌルと抜き差しを開始すると、腰が浮いて内腿に笑窪ができ、喘ぎが一気に高まりを見せた。

「あ、ああ……」

「気持いいかい。ここをこうすると、もっといいぜ」

出し入れをつづけながら、頭を出した陰核を親指で叩くように刺激する。

「や、やめて!……だ、だめよ……どうしよう……わたし、変になりそう……ああ、よして!……」

麗子が激しく悶えはじめた。黒髪がパラパラと顔面にふりかかり、たれかかった髪が引いていく波のように顔面から払われ、そしてまた、ふりかかってくる。

「どうして欲しい。俺の魔羅が欲しくなったか。欲しかったら正直に言ってみろ」

麗子はもう何がなんだかわからなくなっていた。相手は、自分を犯そうとしている悪者なのだ。なのに身体は、その男の逞しすぎるほどの肉棒を求めていた。

「どうした。言えねえのか、義姉さん」

指がものすごい勢いで肉路を撹拌しはじめた。溢れた愛液はいまや尻の窪みを伝わり、ソファに染みこんで、染みをひろげはじめている。

「ああ……や、やめて……いや、やめないで……もっと……」

もう自分にも欲望の勢いはとめられなかった。瞼の裏で火花が炸裂し、脳味噌が今にも飛びだしそうだった。麗子の腰はひとりでに上下し、指が繰りだす痺楽を味わいつくそうとしていた。

「欲しい!……お願い、ちょうだい、あなたのそれ……」

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