【獲物】若妻二十五歳

著者: 鳴瀬夏巳

本販売日:2005/01/23

電子版配信日:2007/08/01

本定価:597円(税込)

電子版定価:660円(税込)

ISBN:978-4-8296-1331-3

シチュエーション

あの女が、こんなに艶っぽくなっていたなんて……。

六年ぶりに再会した千晶は、瑞々しい色香を振りまいていた。

起伏と量感に富んだ双臀、弾力溢れる乳房、眩い美脚――。

復讐の念と秘めたる想いを寄せていた千晶を寝取ろうと、

ストーカーと化した男は、寝室を土足で踏みにじる。

この獲物に絶対服従させるまで、凌辱は終わらない!

登場人物

ちあき(25歳)人妻

本編の一部を立読み

「かわいい声を出すじゃないか、ええっ? こうなったら、おまえの化けの皮を俺がとことん剥いでやるからよ。フッフッフッ……」

捨て台詞を聞かされても、もはや現在の千晶には反駁するゆとりはない。それどころか、捨て台詞が合図だったかのごとく、肛門への刺激を再開されると、たまらず嬌声をあげた。

「あ……そ、そこはっ……あんんっ、うっ、うああああっ!……」

猫のように肢体を大きく弓なりにさせ、肛悦を噛みしめる。肛門に突き刺さって折れたままのキュウリの断面がグラグラと揺さぶられたのだ。

「どうだ、これでもちがうと言うつもりか? おまえは尻で悦ぶ女なんだよ」

「ああああっ……むむむっ、ん、んっ……」

大久保は器用に腰を使って膣洞を責めたてつつ、クリトリスと肛門をも並行してくじりつづける。

肛悦を刷りこまれた千晶の身体は、もはやひとたまりもなかった。二人の男に前後から貫かれているも同然だ。ショートヘアをゆらゆらと悲しげにくゆらせながら、がっくり床に顔を伏せると、あとは高々とお尻を突きあげ、快楽に打ち震えるばかりとなった。

「あ、あ、ううううっ……うっ、うぐっ……うむむっ……」

喉奥から呻き声を発し、みずから下半身を力ませに肉悦を貪る千晶。

大久保の肉槍が脅威なのは、サイズのせいだけではなかった。ゴツゴツとして、極端に彫りが深い。女の繊細な粘膜を、情け容赦なく蝕んでいく。

しかもそれを初めての体位で受け入れたためか、今まで眠っていたピンポイントが呼びさまされてしまったようだ。経験したことのない甘美な性感の波長に、千晶は戸惑いつつも溺れていくしかなかった。花蜜が恥ずかしいぐらいに湧きだして、股間でチャプチャプと音をたてている。

「も……もうっ……もう駄目っ……。あ、ああああっ……んんんっ……」

千晶は拳を握りしめ、またも屈服を告げた。

「いっ……いいっ……い、イクッ……もうイクッ、うっ、うあああああっ……」

新たな性感を開発された若妻の肉体は、目も眩む快感に打ち震える。

と、ひときわ力強く膣奥を抉られた。勢いに押されてズルズル這いつくばりそうになったところを、後ろから強く抱えこまれた。

「うっ、おおおっ」

凌辱者の咆哮がキッチンに轟く。

獣の体位のまま、大量の精を膣奥に注がれ、千晶は虚脱の谷底へと沈みこんでいった。

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