本販売日:2012/07/23
電子版配信日:2013/01/25
本定価:785円(税込)
電子版定価:880円(税込)
ISBN:978-4-8296-1871-4
「ご主人さまの××じゃなきゃ満足できないの」
肉茎を根元まで呑み込む女陰、唇からは艶やかな吐息。
着物に包まれた女体は快感に震え、ついには恍惚の彼方へ。
和メイドと未亡人――二人の年上美人と過ごす同棲生活は、
献身的なご奉仕で癒されて、時には甘くお仕置きされて……
23歳と32歳をまるごと独占――最高の三人暮らし!
ほたる(23歳)メイド
れいこ(32歳)未亡人
本編の一部を立読み
(蛍さんの裸、凄く綺麗だ)
アクメの余韻でぐったりしていた蛍から下着を脱がし終えた颯太は、興奮と感動で瞬きすら忘れていた。そんな颯太の視線に気付き蛍は羞じらいに全身を赤く染めながら胸と股間を隠すが、その仕草にもどこか男を誘うような媚びが感じられる。
「隠さないでください。蛍さんの全部を見たいんです」
蛍の両手をそっとどかし、再び愛らしいメイドの全裸を視姦する。
「バカ。颯太の……エッチ」
濡れた瞳で軽く睨まれたが、蛍は抵抗しなかった。
汗と唾液でねっとりと濡れた処女の裸体を見つめる少年の股間では、若勃起が雄々しく反り返っている。まだ女を知らないピンクの亀頭がへそを叩くほどだ。
「蛍さん」
「……ん」
両膝をそっと左右に割りそのあいだに体を潜り込ませると蛍は一瞬だけびくりとしたものの、颯太を拒む動きはなかった。
(あの蛍さんが僕の前で股を開いてる……オマ×コを真っ赤にして、いっぱい濡らして、あんなに可愛い顔で僕を待ってる……!)
逸る気持ちを懸命に押し殺しながら、そっと蛍に覆い被さる。自分の体とは思えぬほど硬化したペニスの切っ先を秘口にあてがい、ゆっくりと腰を押し込む。
「っ……くぅ……ん……」
恐怖と痛みに蛍の表情が歪むが、颯太はそのまま一気に貫いた。
すみません、と心の中で謝りながら、亀頭に感じる抵抗を力任せに突破し、まだ誰も到達したことのない処女地を落とし入れる。
「ひっ、ぎっ……ふううぅ……ッ!」
蛍の裸体がびくんと跳ね上がり、苦悶の呻きが漏れる。両手が激しくシーツを握り締め、切れ長の瞳からはぽろぽろと涙がこぼれ落ちていく。
「い、痛い……痛いわよ、バカ……颯太の、バカ……ぁ」
真っ赤になった目で睨め上げながらも、蛍の両腕が颯太の背中に回され、強く抱き締められる。ときおり鋭い痛みが走るのは背中に爪を立てられてるためだ。
(でも、蛍さんが感じてる痛みはもっと酷いんだ)
初めて男を迎えた秘肉はペニスを潰すかと思うほど凄まじい膣圧で颯太を締め上げる。しかし充分に潤った媚粘膜は痛みと、それを上回る快感を若竿に与えてくれた。
勃起を包む熱いほどの膣襞は小刻みに蠢き、童貞を卒業した直後の男根を蕩かす。
牡の本能のままに腰を動かしたい、この蠱惑的な蜜穴を思い切り抉りたい、美しい年上のメイドを犯したいという、狂おしいほどの欲求が少年を苛むが、颯太はぎりぎりと歯を食いしばってその衝動を抑え込む。
「ふうぅっ……ひっ……颯太ぁ……ウウ」
それはひとえに、颯太の腕の中で苦悶に呻く蛍への想いゆえにだ。
少しでも処女喪失の激痛を和らげようと、涙に濡れた頬や首筋にキスをしながら、触れるか触れないかという優しいタッチで美乳を愛撫する。
「ン……ダメ……あっ……バカぁ……颯太のバカ……ぁ……あっ……ああン」
その甲斐あってか、蛍の声に僅かながら甘い響きが混じり始めた。
「蛍さん、大丈夫ですか?」
「大丈夫なわけ、ないっ。初めて、だったのよ? 私、処女だったんだから……っ」
涙目でこちらを見上げる表情は、拗ねた子供を彷彿とさせた。本気で怒ってるわけではなく、甘えてるのだ。
(蛍さん、やっぱりヴァージンだったんだ。蛍さんの初めての相手は僕なんだ……!)