本販売日:1999/03/23
電子版配信日:2009/12/18
本定価:607円(税込)
電子版定価:660円(税込)
ISBN:978-4-8296-0882-1
悪辣な脅迫者の正体がまさか教え子だったとは!
恐るべき事実を前に女教師・沙耶香は震えた
服を脱ぐのをためらうごとに飛ぶ罵声と嘲笑
屈辱にまみれながらも牝犬の姿勢をとると
少年のものとは思えない剛直が深々と貫く!
知性にあふれた27歳を襲う、鬼畜凌辱地獄!
さやか(27歳)女教師
えりな 女子学生
あやの(34歳)女教師
本編の一部を立読み
淳一はゆっくりと腰を律動させながら、今は女教師の脇腹のあたりに、そっと舌を這わせている。まるで鳥の羽根でくすぐられるような、繊細な触れ方だった。乱暴なだけの杉山の愛撫に比べれば、驚くほどのやさしさである。やがて、その唇の位置がじりじりと上がってきた。沙耶香はまたも、快楽に湿った熱い吐息を、小さな口から漏らさなければならなかった。
「あう、んう……」
「ねえ、沙耶香先生」
少年の含み笑いの声がする。同時に、耳たぶをまた、そっと噛まれた。
「先生は、ぼくのなんでしたっけ。もう一度言ってくださいませんか」
「ああ、ん……」
沙耶香は音程の高い、甘い声で答えた。
「ペ、ペット、です……」
「もう一度」
「あ、あっ……さ、沙耶香はペット……淳一様の、ペットです」
「可愛いなあ。ここ……こんなに、コリコリにして。興奮なさってるんですね」
少年の指先が、乳首へと伸びてきている。そこは確かに、これ以上は考えられないほどに固く勃起しているのだった。もしでちょっとでもつつけば、甘い桃色の液体が、霧を作って噴き出しそうな感じだった。
「ねえ、先生」
すぐ耳もとで、淳一はまた、くすくすと笑ってみせた。
「ペットの仕事は、主人を歓ばせることなんですよ。今度は、自分だけ勝手にイッたりしたら、本当に許しませんからね」
「は、ああっ」
「先生、お返事は?」
「は、い……」
その途端、今度は片方の乳首を、軽く噛まれた。
「ひっ……」
沙耶香は再び、大きくのけぞった。髪を乱して、何度か強く首を振る。しかし、それは拒絶の仕草ではなかった。むしろ激しく求めている姿勢だった。背を浮かせて、たわわな白い乳房を、教え子の前に差し出している。今はただなにもかもを忘れ、快楽のなかに逃げこみたいと思う沙耶香だった。欲しかった。
「もっと腰を振って」
「ああっ」
「そう。もっと。もっと激しく乱れて」
「は、い……」
女教師は、両腕でシーツをしっかりと掴んでいた。本当は、のしかかってくる淳一の身体を強く抱きしめたかった。それをしなかったのは、最後の誇りだったのかもしれない。しかし、そんな誇りには、もうなにも意味はなかった。少年の若い肉体に組みしかれ、実は沙耶香は自分から腰を前後左右に動かし続けていた。それも凄まじい勢いで動かしているのだった。目を閉じている。それなのに、また自分の全身が光に包まれるのがはっきりと見えた。その光は金色に光る、ねっとりとした液状の光だった。