媚肉の特別報酬
本販売日:1997/09/23
電子版配信日:2011/01/27
本定価:535円(税込)
電子版定価:660円(税込)
ISBN:978-4-8296-0772-5
羞恥と屈辱に苛まれつつ、部下の股間に跪く美人課長。
交換条件とはいえ、白昼の社内で肉塊を舐めすする姿は
有能で理知的な美貌を誇る映美子からは想像できない。
あー、課長の唇が、とうとう俺のモノを……。
歓喜に震え、眼下を見おろす男の目に映ったものーー
それは内腿を妖しく擦り合わせる映美子の媚態だった。
えみこ(28歳)課長
ともこ(23歳)OL
かよ(26歳)OL
ちはる(20歳)OL
本編の一部を立読み
「ああ、恥ずかしいわ」
白昼のオフィスで下着姿にされる羞恥に、その顔はすっかり上気を帯びている。それがなんともなまめかしい眺めなのだ。
まばゆいライトブルーのブラジャーだ。たっぷり実った隆起が全面レースのハーフカップに支えられ、小気味よく持ちあげられている。
(すげえ……課長ってボインなんだ)
見たところ八十五、六センチはありそうだ。妖しい期待に股間が疼いた。急いでズボンを脱ぎ、トランクスをおろした。
「さあ、お願いします、課長」
下半身を丸出しにさせ、花咲は再び重役の椅子に腰をおろした。
「課長の下着姿があんまりセクシーだから、もうこんなになっちゃって」
ピーンッと天を突くばかりに屹立した肉棒。その野太くたくましい充血ぶりを目のあたりにして、映美子の知的な顔はいっそう火照った。
「ああっ、まさか花咲クンに、こんな淫らなことをするなんて……」
いつもコンピュータのキーボードを華麗に叩いている白く美しい指を、サオにからめ、ゆっくり上下にしごきはじめた。
(ウーン。こりゃ楽しみだぞ)
熱い弓なりに沿ってあやすその手つきだけで、充分すぎるほど快楽を予感させた。それから映美子は目を閉じて、薄く引き締まった唇を寄せてきた。
(あー、どうしよう。課長の唇が、とうとう俺のモノを……)
ルージュに濡れ輝く唇をいっぱいに開いて、映美子は宝冠部を含んだ。
その瞬間、花咲は「オオッ!」と感動の唸りを発した。
営業マンたちを魅惑しつづけてきた唇、三カ国語を自在にあやつる知性美の紅唇が今、ヌプヌプと淫らに花咲の一物をしゃぶっている。黒縁メガネをかけているのがかえって欲情をそそる。
「いい。すごくいいですよ、課長」
革張りの椅子の上で、花咲は軽くのけ反って叫んだ。
甘くてしっとりした映美子の唾液がペニス全体を包んでくれている。カッカと充血した皮膚の上を舌がすべり、ヌルリヌルリ唾液がひろがる感覚がこたえられない。そして唇は、めりはりをつけながらキュッキュッと太幹のあちらこちらを緊めつけてくるのだ。出し入れを繰りかえすうちに、肉棒はどんどん奥深く口腔へ含まれてゆく。
花咲はもう有頂天である。美人課長の口と、自分のペニスがぴったりひとつになって、まるで癒着しているみたいなのだ。見おろせば、官能的なライトブルーのブラジャーの深い谷間が目につく。口唇ピストンのたびに白い胸乳がユサユサ揺れている。
(うへへ。まったく夢のようだな。営業の連中に、鬼課長のこの姿を見せてやりたいよ)
肉体的な快感に、精神的な興奮がミックスされて相乗効果を生んでいるのだ。なにしろヒラの自分が重役室でふんぞりかえって、下着姿の美人課長のおしゃぶりを受けているのだから。それはふだん坂口智子から受けるフェラチオとは、また違う次
元の淫楽世界であった。
「課長、もう最高ですよ。あ、ああ、ずいぶん上手いんですねえ」