容姿端麗、立ち居振る舞いも優雅な坂井麗子28歳。
秘書へ抜擢された新妻を待っていたのは、
ビジネスと淫欲に狂った男たちが饗する、
恥辱と哀しみに満ちたおぞましき肉の接待だった。
支店長、認可役人、メインバンク……。
麗子は専属人妻奴隷秘書として生きるしかないのか!
れいこ(28歳)人妻
まゆみ(24歳)OL
さとみ(35歳)OL
あかね(34歳)その他
本編の一部を立読み
「やはり、支店一番のベッピンさんの味は格別だな。おまけに熟れた人妻だ」
「そうでしょう、そうでしょう。いや、私も早くお相伴に預かりたい」
含み笑いの混ざった会話が頭の上で飛び交い、細首を伸ばされた麗子が小鼻を膨らませ恐怖に目を剥いた。
渡辺課長は支店長に命じられ仕方なくやっている。いつかは助けてくれる。
藁をも掴むかすかな祈りだったが、それも露と消えた。瞼をギュッと瞑り、くぐもった哀しい呻きをもらすばかり。
その間も頭を前後に揺すられ、硬度の増した肉棒が舌腹を圧しつぶし、出入りする。視覚がなくなった分、口腔の感覚が冴えるばかり。
生肉は熱かった。顎がはずれんばかりに膨らんでもきた。中年男とは思えないほど硬くそり、弾力あふれる熱い海綿体が口腔上壁を擦っては喉奥を突き、食道まで塞がれる。
こんなに大きくなるなんて……。
苦しさに呻き、夫のモノとはまったく異なるペニスに怯えた。
硬さはともかく、夫のはこんなに太く長くはない。獰猛な感じは桁違いだった。
愛のフェラチオは、指で挟んでチロチロと舐め、口腔に軽く含むだけなのに、今は自らコントロールすることもかなわず、頭を前後に揺すられ唇から抜き差しされる。
一分の隙間もなく充満した肉塊に恐怖を覚え、小鼻が膨らんだ。必死に肺のなかへ空気を補給すると、生臭さまでが気管で渦巻き、眉間に苦悶の縦皺が刻まれる。
「ヘヘッ。坂井君がこんなに猥褻な貌になるとは思ってもいませんでしたな」
前方から聞こえた声に、麗子がハッと目を開けた。
ズボンからはみでた黒い密林がぼやけながらも目の真ん前を塞いでいた。そのすぐ横に、渡辺課長のニタニタ顔があった。
あわてて瞼をギュッと瞑るが、今度は高木の意地悪な饒舌が頭上から響いてくる。
「澄まし顔でも、まだ結婚一年の新婚さんだ。子供はおらんし、生き甲斐の美味しいチ×ポを逞しく育てたくて、卑猥な表情で男を興奮させるのはお手のものだろう」
「そんなもんですかな。うちの女房じゃせっかく勃起してても萎えてしまうが」
「馬鹿野郎。課長の古女房と較べられたくないとよ。なあ、坂井君。いや、これからは麗子と呼ぼうか。俺の専属だしな。そのほうがお前も嬉しいだろう」
唇を剛直で貫かれ、麗子はいやと言うことも貌を伏せることもかなわない。
それでも満足しないのか、乱れ髪が握られあお向かされた。赤銅色の肉棒を咥えたおぞましい貌を、高木と渡辺課長にもろに晒される恐ろしさ。
「へへ、美味しいチ×ポコを死んでも離したくない、と言わんばかりだ。新妻とは可愛いもんですな。どれ、それじゃ、人妻の熱肌とやらを触らせていただきましょうか」
屈んだ渡辺課長の手がスッと動き、麗子が目を剥いた。必死に腰をくねらせても、妙に生温かい手がタイトスカートの裾下に潜ってくるではないか。