本販売日:2000/11/23
電子版配信日:2009/09/04
本定価:628円(税込)
電子版定価:660円(税込)
ISBN:978-4-8296-1002-2
清楚で気品あふれる容貌、均整の取れた肢体――。
誰もが羨む美姉妹、28歳の聡美と21歳の早苗。
だが、聡美への恨みを晴らすべく、凌辱魔たちは
夫のいぬ間を狙う完全牝奴隷計画を企てていた。
早苗を人質に取り、聡美を蟻地獄へと導く巧妙な罠……。
かくて、逃れられない凌辱劇ははじまる!!
さとみ(28歳)人妻
さなえ(21歳)女子大生
あきこ(27歳)OL
まゆみ OL
本編の一部を立読み
あまりにも卑猥な姉の表情に、目をそむけたのは早苗のほうだった。
しかし、そのすぐ先で弟分の褐色の手が動いた。見せびらかすように姉の充血した媚肉を二本の指で割り開き、卑猥にトロッと濡れ光る赤身までさらけだす。
「ひひっ、人妻の穴ポコはさすがに卑猥だねえ」
あまりの行為に驚いたのは早苗だけではない。聡美も、股間のおぞましい感触に、唇を貫かれたまま目を剥いていた。
前後から犯される……。
恐怖に金縛りにあったが、膣口を指腹ですくわれ、腰がくねった。アハァ……と、はしたないよがり声までもれてしまう。
「ほれ、まだ突っこんでもないのに、ラブジュースを溢れさせやがってよ。そんなに兄貴のチ×ポが美味しいか」
聡美は、妹の眼前でのはしたない肉体の反応に恥じ入った。しかし、上下に裂かれた秘肉はますますもみくちゃにされ、浴びせられる下品な台詞で、顔面が朱に染まる。
「ひょっとして、俺が妹を犯ってる最中にも、旦那のチ×ポで貫かれた自分の姿を思い浮かべてたんじゃねえだろうな」
「その通りさ。突き刺さったチン×ンを、羨ましそうに覗きこんでたからな」
腰をゆっくり蠢かしていた復讐者の解説に、聡美の胸がキュンと絞られた。
眼前で繰りひろげられた無惨な凌辱劇に、なぜか奥芯が熱くなった覚えがあった。感じたこと自体が妹への裏切りなのに、それをも妹にバラされるつらさ。
「今は、大好物の男根を上の穴で味わいながら、トロッとした甘蜜を滲みださせて準備万端整えてるって寸法さ」
剛直で抜き差しされる唇をおののかせ、はしたない自分への報いだと涙しながらも、上下の穴からわけのわからない快美感が湧き昇る。胸もジーンと疼き、大男の暗示もあって、本当の自分は淫らな女なのではないかと錯覚してしまう。
その間にも、丸くすぼめた唇にどす黒い剛直がググッと沈み、褐色の指先が濡れ光る膣口を犯す。
そんな猥褻な様を睨みつけていた早苗に、兄貴分はからかうように眉をあげてつづけた。
「へへっ、どうだい妹さんよ。上品に振る舞う姉さんも、正体は、これこの通りスケベ妻だ。会ったばかりの男の股ぐらに貌をなすりつける淫乱女だ」
唾液で濡れ光る肉棒が出入りし、真っ赤に染まった姉の頬に屈辱の涙が流れ落ちる。
褐色の掌からあふれでる白い肉房を呆然と見つめながらも、無惨な姉を辱しめ悶えさせることだけが目的の大男の軽口に、早苗は歯ぎしりした。
しかし、それだけ言うと、大男は早苗には興味がないとばかりに、喜悦にひきつる姉の肢体に顔を戻し、舐めるような視線を這わせるではないか。
残酷極まる凌辱の雰囲気を楽しんでいた。欲情しきっているはずなのに、肝心の女芯をいつまでも男根で貫こうとはせず、恥辱の涙を流す哀れな捕囚の表情を鑑賞し楽しんでいる。
強姦だけが目的ではない、と感じ取った早苗がガックリ肩を落とした。後ろ手に拘束された自分の恥ずかしい姿も忘れ、ただ見守るしかない。
ニタ笑いの弟分が脂の乗った淫肉を骨太の中指でまさぐると、グロテスクな肉棒を呑みこんだおちょぼ唇がおののき、肉感あふれる腰がくねる。
これでもか、これでもかと終わりなく責めたてられる姉の卑猥で哀れな横貌は、額から頬まで脂でギタギタ光っていた。妖しいほつれ毛を痙攣する首筋にへばりつかせ、固く閉じた目と長い睫がフルフルと震えている。
だが、細長い鼻梁と鼻の下を卑猥に間延びさせていた貌には、いつしか悦びの表情が浮かんできた。赤黒い怒張と唇の隙間から真っ赤な舌を猥褻にのぞかせ、ズル、ズルッと啜りはじめるではないか。