猟色の放課後

著者: 熊谷禄朗

本販売日:1988/07/23

電子版配信日:2012/04/20

本定価:535円(税込)

電子版定価:660円(税込)

ISBN:978-4-8296-0201-0

泣いた。情けなくて涙が溢れた。

廊下で生徒に向かって剥きだしの尻を

見せつけるなんて、教師のすることではない。

若宮高校の放課後は、レイプの時間。

女教師聡子が、女子高生たちが、

激しい肉交を求めて身をくねらす!

登場人物

さとこ(24歳)女教師

まゆみ(18歳)女子学生

ももこ 女子学生

ようこ 女子学生

きょうこ(25歳)女教師

本編の一部を立読み

「学校の廊下で、尻を丸出しにしている気分はどうだ?」

「…………」

「興奮するか?」

優作の手が聡子の太腿を押しのけ、いきなり女陰に触れた。

「濡れてるぞ、先生」

聡子の体が、あまりの屈辱にプルプルと大きな痙攣を繰りかえした。

「濡れてるよ、先生。どうして濡れてるんだ? ええ?」

「……もうやめて。お願い、人が来るわ」

「誰が来るんだ?……いいだろう。これが最後だ、先生。ケツに手を当てて、おれに先生のケツの穴を見せてくれ。そうしたら許してやる」

「…………」

本当にこれで最後にしてくれるの?……そんな目で優作を見つめ、それからそっと、自分の冷たくなった尻に手を当てた。

優作が尻の前にしゃがんだ。聡子の赤い菊の蕾が、優作の前にすっかり押し開かれた。その先に、上気して腫れぼったく半ば口を開いた参道も見ることができた。

数秒の時間が流れた。すっかり何もかもが静まりかえってしまった。聡子は急に不安を覚えた。

「ねえ、もういいでしょう。もう見たでしょ」

「ああ、もういい。しかし、先生。おれも女にいろんなことをさせてきたけど、先生みたいな恥知らずは初めてだ。学校の廊下でケツの穴を見せてくれるんだからな」

聡子は黙って聞く耳を持たない振りを装い、スカートを静かに戻した。

「教室に戻っていいぞ。おれはここに立っている」

聡子は言われた通り、教室に戻りかけた。

「先生」

優作がまた聡子を呼びとめた。

「今日は応援団の練習がないんだ。放課後、教室で待ってる。可愛がってやるよ。遊びにきな。いいな」

聡子はまるで処女のようにうつ向いて、逃げるように教室に入っていった。

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