本販売日:2010/06/23
電子版配信日:2011/07/15
本定価:765円(税込)
電子版定価:880円(税込)
ISBN:978-4-8296-1725-0
義弟に嵌められ、夫のいる寝室で犯される恥辱、屈辱!
抗う心とは裏腹に、空閨に啼く静江32歳の美肉は、
理性と欲望の狭間で魔性の淫血に溺れつつあった。
兄嫁、姉、叔母、下女(メイド)まで……一つ屋根の下、
四人の人生は17歳の狂犬に襲われて一変した。
最も近い男に冒涜される、女たちの危険な主従姦係!
<もくじ>
プロローグ
第一章 [青狼のアトリエ] 運命を変えた叔母の訪問
第二章 [忌々しき浴室] 健気に奉仕する処女下女(メイド)
第三章 [贖罪の寝室] 和装を剥かれた静江32歳
第四章 [秘密の地下室] 兄嫁の中で甦る忌まわしい記憶
第五章 [不気味な暗室] 結衣・奪われた長女としての矜持
第六章 [悪夢の淫檻] 生まれ変わった実姉18歳
第七章 [凌色屋敷] 淫獣に憑かれた四人の女家族
しずえ(32歳)兄嫁
ゆい(18歳)姉
あやか(29歳)叔母・伯母
まお(18歳)メイド
本編の一部を立読み
「私も、亮さんとこうなりたかったっ!!」
熱い熱い肉塊だった。亀頭が触れただけで、皮膚が焼け爛れてしまうと感じるほどの熱を孕んでいる。
「あっ、ああ、ああんっ!」
山芋張形で無残に拡張された淫裂に、切っ先がずぶんと侵入を果たした。
強烈な硬さと太さに、知らず知らずのうちに夫のものと比べてしまう。
(あなた申しわけありません。静江はこんなにふしだらな女なのですっ……)
今さらながら、心を占める夫への罪悪感。けれど静江は腰を持ちあげ、肉塊が奥へ侵入しやすいよう身体を開いてしまうのだった。
「ああ、きてっ……そのまま、奥までっ!!」
けれど、亀頭より先を亮は埋めこもうとしてくれない。またしても静江を焦らそうというのだ。
「いやですっ。もう、意地悪されるのはいやっ!」
必死で腰をくねらせ、義弟を求める。そこに亮の全体重が覆いかぶさった。いかにも男に抱かれている圧迫感に、髪をおどろに振るう。
ずる、ずるずるずる、ずずずずっ――。
細い肩に太い腕が絡みつき、肉塊が胎内を這いまわる。
「あっ、ああっ!」
山芋では味わえない肉が引き攣れる充溢。まるで巨大な蛇に、膣孔に潜りこまれるような挿入。しかも、ゆっくりとした蹂躙は、なかなか終わらない。僅かずつ、けれど着実にめりこんでくる肉塊を、熟した肉筒は花襞をやわらかく膨らませ、イソギンチャクの触手のように包みこんだ。
「あううっ、ああ、ううううっ」
静江は亮の背中に腕をまわしてすがりついた。密着した乳房が潰れ、ひしゃげたゴム毬のように、身体と体の間からむっちりとはみだす。
切っ先が子宮に達してもなお根元まで埋めこむことを望む亮が、クイッと腰を突き入れた。
「はううううっ、ううっ」
地下室に轟いたのは、苦悶とも喜悦とも取れる牝獣の咆哮じみた奇声であった。ビクンッと顔を上向かせ、遠吠えのように叫んでいた。
「ふううっ、あはああっ」
子宮をぐいぐい押しあげられる強烈な圧迫感に、静江の官能はすぐさま飽和状態を迎えた。
(ああ、凄いっ……挿入されるだけで、こんなにいいなんてっ!!)
潤んだ瞳をしばたたいた。貫かれている最奥を中心に、熱い疼きが下半身に広がっていく。ブルブルと背筋が震えて止まらない。じっとしていると気が狂いそうだ。思う存分腰を動かし、女の悦びを貪りたかった。
こみあげる快感に、肉体はどうしようもなく蕩けていった。