本販売日:2009/03/23
電子版配信日:2010/12/10
本定価:734円(税込)
電子版定価:770円(税込)
ISBN:978-4-8296-1635-2
夫のため、操を捧げることを決断した哀しき新妻。
生まれて初めて、屈辱的な獣の体位で犯されながら、
必死に嗚咽を堪え、罪深き肉体を泣いて侘びる献上の日々。
教授の供物として貪られるほどに被虐美を漂わせ、
夫の知らない麗しい“女”に変わっていく麻衣子と優美子。
姦られ、獄われ、奪われた新妻の哀しすぎる性隷生活!
<もくじ>
第一章 献上 教授に捧げた初夜
第二章 奉仕 開発されていく25歳
第三章 背徳 悪夢のウェディング
第四章 生贄 22歳が嵌められた蟻地獄
第五章 淫檻 奪われた純潔
第六章 矜持 婚約者に見られた痴態
第七章 性隷 最高の供物
まいこ(25歳)人妻
ゆみこ(22歳)女子大生
本編の一部を立読み
喜んではいけない……。
必死に言い聞かせた。気持ちをしっかり持たないと、と神経をこわばらせた。しかし、そう思っても身体は喜びを求めていた。駄目だと言い聞かせているのに、腿が自然に開かれて、指の動きを受け入れていた。
「いやン……あああああン、いやですっ……もう、いやぁぁぁ」
「ほら、ほらほら」
「いや……ああっ、いやあぁぁ」
岡田は麻衣子の狼狽を楽しむように愛撫を繰りかえしていった。別の指で膣口をねっとり撫でまわしながら、クリトリスを軽くなぞっていった。
「ああン……あああああン」
麻衣子はいたたまれなくなった。なんとかしてもらいたくなった。いや、なんとかしてもらっては駄目だった。そんなことになったら、完全に亮太朗を裏切ることになる。岡田に身体を楽しまれるのは、あくまでも亮太朗の准教授昇格のためだった。
「ふふふ……そろそろいいかな」
麻衣子の膣口を楽しむと、岡田がゆっくり挑んできた。麻衣子をあお向けにしてのしかかり、腿をこじ開けてきた。岡田も昨夜からずっと裸のままだった。昨夜も麻衣子を狂わせつづけた、中年とは思えない逞しいペニスが、今朝ももう隆々と反りかえっているのが目に飛びこんできた。
「ああ……いやああ」
駄目だった。あのペニスに入ってこられたら、どうなるかわからなかった。指の愛撫でこれほど気持ちよくなっているだけに、正気でいられるか自信がなかった。
「ほら、どうした」
太腿がこじ開けられていった。グイグイとこじ開けられ、麻衣子は無防備な姿にされていった。
「ああ……」
五十代半ばというのに大きくて硬い亀頭の先端が、秘唇に押し当てられた。三十代になったばかりの亮太朗のペニスよりずっと立派で、精力に充ち満ちている。恐ろしいまでに熱く滾っている。
それが陰唇を押し開き、あっという間に突っこんできた。いきなり、ググーッと膣のなかに押しこめられてきた。
「あっ! あううっ……」
岡田の陰茎は力強かった。グイグイと麻衣子の身体を翻弄した。