相姦蟻地獄

著者: 里見翔

本販売日:2007/08/23

電子版配信日:2009/07/31

本定価:628円(税込)

電子版定価:660円(税込)

ISBN:978-4-8296-1521-8

この子を他の女に渡すなんて、できないわ……。

僕にはママしかいない。ずっと繋がっていたい……。

理性と激しい欲望の狭間で揺れ動く、母と息子。

今日だけ、今夜だけと思いながらも清算できない。

深すぎた狂愛が、生き地獄を招くとも知らず……。

最高の相姦を求めて彷徨う母子、獣色の人生!

登場人物

みき(39歳)実母

さくらこ(39歳)その他

なお(27歳)その他

本編の一部を立読み

「あっ、ママ……」

淫液と精液とが混じり合って付着している汚れたペニスを、口中に含まれたのだ。思わず、透はうわずった声をあげていた。

快楽の名残りを味わうように、美貴は肉茎に舌先を這わせて、精の名残りを舐め取ってきた。ママとのこんな関係は切らなければと、ほんのちょっと前に思ったことなど忘れて、透は鮪状態のまま、美貴に身を委ねていた。

「ああっ、気持ちいいよ、ママ」

果ててから何分も経っていないのに、透のペニスはもう硬直して反りかえっていた。

「透、すごい。出したばかりなのに、もうこんなに硬くて大きくなってる!?」

ペニスを掌のなかに包みこんで、やさしく撫でさすりながら、美貴は驚いたような声をかえしてきた。

「やっぱり、若いのね」

「違うよ。相手がママじゃなかったら、こんなに早くは回復しないと思う」

お世辞っぽい台詞だが、本音だった。

「それって、透がママを愛してくれてるって思ってもいいのね」

美貴の表情がうれしそうに崩れている。

「当然だろ。大好きだよ、ママ」

「最高にうれしい」

美貴が上からのしかかるようにして肌を合わせてくる。息子の体を抱き締めながら、ぴったりと頬を押しつけてきた。

胸の上でつぶれた乳房の感触が心地いい。

「透。この硬くて大きなオチン×ンは誰のものなの?」

「ママのものに決まってるじゃないか。それじゃ、おれも訊きたいんだけど、このスケベっぽくて気持ちのいいオマ×コは誰のものなのかな?」

「透のものに決まってるでしょ」

「えーっ、本当に!?」

わざとらしく、透は驚いた声を出す。

「やだ、オーバーね」

「ママのオマ×コはパパのものだと思ってたからね」

「透のいじわる。もう、とうにパパのものじゃないって知ってるくせに」

甘えた声で言いながら、美貴は身体の向きを変えて息子の体をまたいできた。

「あ、ごめん、ママ。そうだったよね、これはおれのものだったんだっけ」

他愛のない会話だが、結びつきを深めるための儀式のようなものである。

「ああ、気持ちいいよ、ママ」

女性上位のシックスナインで口舌奉仕されて、透はうわずった声をあげていた。

舌先を震わせて、亀頭部とリングの溝を舐めまわされると、透の体に震えるような快感が走る。

「透も舐めて!」

切なげな声で訴えられ、透はあわてて舌先で薄桃色の淫裂を割っていた。

ママのオマ×コは、いつだってジューシーだ……。

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