女教師に安息の時はない

著者: 久世千春

本販売日:2003/08/23

電子版配信日:2007/11/16

本定価:681円(税込)

電子版定価:770円(税込)

ISBN:978-4-8296-1214-9

通勤電車――スカートを捲りあげられ、双臀を撫でられる。

授業中――ノーパンで教壇に座り、美脚を開かされる。

放課後――十人の生徒の前で、放尿を強いられる。

休日――胸の谷間も太腿も露わな格好で街中を歩かされる。

女として、聖職者としての矜持も踏みにじられた果てに……。

淫鬼と化した生徒たちに我が身を捧げる女教師、悪夢の物語!

登場人物

みき(23歳)女教師

ゆりこ(30歳)女教師

本編の一部を立読み

「心配いらないよ、先生。俺がちゃんと、満足させてあげる」

「ウウン……ア、アアッ」

亀頭が、美紀の子宮のなかに、ジワジワ侵入してくる。

「ひいっ……ヒイイッ! ウクッ」

美紀は狼狽しきった声で、裸身をよじらせる。かまわず英児はそのまま腰を突き進め、根元近くまで柔肉に埋めこんでいく。

「ああ、いやっ。いやですっ」

最後の気力を振りしぼって、美紀は英児の動きをとめようともがくが、いくら必死に腰をよじり、両腿を揺らせても、なんの効果もない。逆にその身悶えが、自分のなかにある英児の形を強烈に知覚する結果を生むだけだ。

「アハアアッ……ウウッ」

木村が、横で目を見張っている。ゴクッと生唾を呑みこんだ。

「先生、いい感じだよ。実は、無理やりされるのが好きなのかな」

「ああ、やめて。お願いもう……アアア」

挿入を完了し、女の奥底に達した英児の肉棒が、本格的な抽送を開始する。

ぐん、ぐん、リズミカルに突きあげる英児の動き。それに合わせて空中の美紀の身体も激しく揺れ、上下の縄目からぷっくり飛びだした巨乳がぶるぶる震える。美紀はイヤイヤをするように首を振り、泣き声をあげつづけている。

美紀の泣き顔が、やがてもっと切迫した、官能に追いつめられた表情に変わっていく。下半身を痺れさせる灼けるような快美感。吐息もはあっはあっと火のように熱くなっていく。

「そら、そらそらそら」

「ヒイイイッ」

英児のダイナミックなストロークに合わせて美紀の腰ががくがくせりあがり、身悶えが一段と激しくなる。

「アアアアアッ」

男のペニスでしか味わえない、切ない感じの、挿入の快感。

天井から吊られた両脚がぶるぶる痙攣し、足の指が開いてくる。

「ああ、すごくいい。先生、俺、出しそう。だけど先生がイクのが、先だよ」

「駄目ッ。そんなこと。お願い、もう」

美紀は腰を揺すりたて、全身を何度ものけぞらせてしまう。悲痛な断末魔の絶叫をあげる。

「先生、イクんだ。その姿をじっくり、見せてよ」

英児がひときわ大きく腰を揺すり、美紀のなかに叩きこむように、突きあげていく。

「アアアアアアアアァァーッ」

美紀の口から絶叫がほとばしった。

次の瞬間、美紀は顎をがくんと後ろにそらせ、全身に高圧電流が走ったような硬直を起こす。

そこへ英児の先端から、大量の精の飛沫が美紀の子宮内に弾け飛んだ。

深い闇に落ちこんでいくように、美紀の身体から力が抜ける。

「先生、しっかりしてよ。次、木村だよ」

裸身を吊られたまま、絶望的に深い陶酔のなかにいる美紀に、どこか遠くから響いてくるような英児の声が、かすかに聞こえた。

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