僕たちの秘密 彼女の母・彼女の姉

著者: 宮園貴志

本販売日:2007/10/23

電子版配信日:2009/09/25

本定価:734円(税込)

電子版定価:770円(税込)

ISBN:978-4-8296-1531-7

「私とこんなことしてるの、あの娘には内緒よ」

汗ばんだ下着を脱ぎ捨て、少年に跨る彼女の母。

38歳の未亡人とは思えない裸身が妖しく揺れる。

本格フェラチオ、M字クンニ、高速騎乗位……

セックスの手ほどき、という名の秘密レッスン。

そのすべてを彼女の姉に覗かれていたなんて!

登場人物

ゆみこ(38歳)未亡人

りえ(19歳)女子大生

本編の一部を立読み

股間を密着させたまま、由美子は薄く微笑み、上体を彼に重ねてきた。そして両腕を和真とシーツのあいだにもぐり込ませ、激しく抱きしめた。

「ああっ! 真鍋君! なんて可愛いの、あなたって!……」

「おばさん! おばさんと僕って、ぴったり、ですよね?」

和真も由美子の背中に腕を回す。彼女の体は熱く、かなり汗ばんでいた。彼女の髪がひとふさ、和真の顔の横に垂れてきた。入浴後まもないトリートメントの香りが濃厚に鼻をつく。

「ええ、ぴったりだわ! おばさんもう、真鍋君を離したくなくなっちゃった……」

「ぼ、僕もです。おばさんとずっと、こうしていたい……」

由美子が和真の首筋に顔を当て左右にこすった。和真は顔をのけぞらせて、くすぐったさに耐える。

「うふふ、結婚しましょうか、私たち?」

「あはっ、そうしたら、亜弥と理恵さんは僕の義理の娘になっちゃいますね?」

「そうよ。そして真鍋君とおばさんで、亜弥たちの、弟だか妹だかをつくるの」

「…………」

「大丈夫よ。今日は安全日だから。それに私ぐらいの年齢になると、実際妊娠しにくくなるの」

「え、じゃあ……」

由美子は見上げる格好で和真と目を合わせ、口を閉じたまま微笑んだ。

「中に、出して。おばさんの、真鍋君」

顔を寄せ、和真と唇を重ねた。二人は同時に舌を絡めあい、唇を舐めあった。互いの鼻息がかかり、顔が熱と湿気を帯びてくる。和真が腰をふいに軽く突き上げると、重ねた口の奥から、「んんっ」と苦しそうな声がもれた。

「おばさん、今度はちがう格好で入れてみたいんですけど……」

「……いいわよ」

「一度、抜いてもいいですか?」

「うふふ、寂しいことを言うのね」

彼女は上半身を起こし、股間に手を添えてゆっくりとペニスを抜いていった。最後の亀頭が抜ける瞬間、二人は、うっ、と搾り出すような声をあげた。

「……どうすればいいのかしら?」

「四つんばいになってほしいんです。それで後ろから……」

「わかったわ」

膝と手だけで彼女は姿勢を変え、和真にお尻を向けた。街灯に青白く浮き上がるふとももにも汗が滲んでいて、わずかな光でもむっちりした印象を放っていた。

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